小室圭さん(31)が、米ニューヨーク州の司法試験に合格した。「三度目の正直」を果たした。今回の合格で、秋篠宮家の長女・眞子さん(31)とのあいだに一部の親族を招いた、ニューヨークでの挙式計画も持ち上がっている。さらには、圭さんの母親である佳代さん(56)の渡米説も浮上。それが秋篠宮家と小室家の“新たな火種”になるかもしれないという。
夫妻の結婚に逆風が吹いたのは佳代さんが一因だった。
婚約内定直後の2017年12月、佳代さんと元婚約者・A氏の金銭トラブルが報じられた。
批判の声が高まり、結婚関連の儀式が執り行なわれないまま、2人は婚姻届を提出。昨年11月12日、圭さんがA氏と面会し、約400万円の解決金を支払うことで合意したことを発表すると、2日後に2人はニューヨークに旅立ち、新婚生活をスタートさせた。
そして今年9月、『週刊文春』で佳代さんの新たな問題が報じられた。佳代さんがA氏との婚約前に同棲していたB氏との金銭トラブルである。
彫金師のB氏は仕事がうまくいかず、佳代さんが生活の面倒を見ていたが、いまになってその間に負担した生活費など約1600万円をB氏に請求。佳代さんの催促があまりにも執拗なため、危機感を覚えたB氏が地元の警察に被害を申し立てたという。
それだけではない。10月27日発売号の同誌は佳代さんの新たなトラブルを詳報した。昨年の5月に佳代さんは手術のため、横浜市にある病院に入院していたが、治療費を未払いのまま退院したと伝えられた。皇室ジャーナリストが語る。
「佳代さんは日本の報道にうんざりしており、近く圭さんを頼って渡米するのではないかと囁かれています。今回の金銭トラブル報道からも、佳代さんが経済的に困窮していることがわかりますし、弁護士の仕事で生活に余裕が出てくれば、圭さんから同居を提案するケースも考えられる」
小室夫妻を追い続けてきた英紙『デイリーメール』も10月21日、圭さんの合格を受けて、
〈小室夫妻の不安定な地位は改善され、夫婦はヘルズ・キッチンからより高級な地区に引っ越し、圭さんの母親は彼らと一緒に引っ越すかもしれない〉
と、母子同居の可能性に触れた。
娘を奪われる
小室夫妻ウォッチャーを自任する漫画家の倉田真由美氏が語る。
「圭さんの仕事や収入の不安が解決されたいま、大切な家族である佳代さんをニューヨークに呼び寄せるのは自然なことだと思います。
圭さんが合格したことでビザの問題も解決し、眞子さんも働くという選択肢を得ることができた。眞子さんは学芸員として働きたいというお気持ちがあるのではないでしょうか。
もし佳代さんが同居することになれば、家事をサポートしてもらえるので、夫妻はバリバリ働ける。眞子さんも助かるはずです」
将来的に妊娠・出産となれば、眞子さんにとって佳代さんの存在はより大きくなると倉田氏は言う。
「プライベートかつデリケートな問題ですが、もしお子さんができた時、小室さんのお母さんが身近にいてくれたら、眞子さんはこの上なく心強いはず。
一般的には実の母親が娘の出産や子育てをサポートするケースが多いと思いますが、紀子さまは立場的に私的な理由で国外に行くことは難しいでしょうから」
だが、前出の皇室ジャーナリストは、佳代さんとの同居は秋篠宮夫妻にとっては複雑な事態だと明かす。
「婚約直後に佳代さんの金銭トラブルが発覚して以来、秋篠宮夫妻は眞子さんの結婚に慎重な姿勢を貫いてきました。
秋篠宮さまの55歳の誕生日に先立つ会見では、『結婚することを認める』としながらも、『決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない』と述べられています。
圭さんとの結婚にこだわった眞子さんとの間に確執が生じているとの報道もありました。
佳代さんとの同居で、眞子さんが小室家に完全に“取り込まれる”ことになれば、秋篠宮夫妻と眞子さまの溝がさらに深まる可能性も高い」
圭さんが司法試験に合格したことで、眞子さんも安定した生活が送れるようになり、秋篠宮家もさぞや安心したことだろう。
だが、この先に佳代さんとの同居が待っているとしたら、秋篠宮家の苦悩は深まるばかりだ。
「どんな親も、遠く見知らぬ場所で暮らす娘のことは心配でならないはず。
そこに娘夫妻の結婚を難題にした張本人がいるなら、なおのことでしょう。
しかも、秋篠宮家の場合は立場上、眞子さんの元に駆けつけることができないのです」(同前)
仮に眞子さんが出産しても、秋篠宮夫妻は孫の顔を見にいくことも簡単には叶わない。
夫が弁護士として激務をこなすなか、眞子さんと佳代さんが育児を通じて蜜月を深めるほど、眞子さんと秋篠宮家の距離は遠くなる。
「佳代さんとの同居が始まれば、眞子さんと秋篠宮家は最終的に絶縁するかもしれない」(同前)
父娘の隙間に吹く風は、さらに冷たさを増していくのか。
※週刊ポスト2022年11月11日号