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第3回〈小室夫妻 愛の軌跡〉28枚の「小室文書」公表から結婚、そしてNYへ

ファーストクラスに搭乗。カジュアルな服装の小室圭さんと、後ろに続く眞子さん

ファーストクラスに搭乗。カジュアルな服装の小室圭さんと、後ろに続く眞子さん

 

 2021年10月、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんが結婚会見を行い、正式にご結婚されました。交際が始まってから約9年。

 

その道のりは険しく、決して平坦なものではありませんでした。さまざまな困難を乗り越えながら、おふたりの「ゴールイン」が決定的になった2021年に入ってからの動きを振り返ります──。【

 

全3回の第3回。第2回の〈金銭トラブル発覚から秋篠宮さまの心変わりまで〉から続く】

2021年4月 小室圭さん、28枚の「小室文書」を公表

小室さんが公表した文書ページ1

小室さんが公表した文書ページ1

 

 圭さんは4月8日、母・佳代さんと元婚約者A氏との金銭問題をめぐる交渉の経緯を文書で発表した。概要4ページ、本文24ページ(注含む)の全28ページにわたる通称「小室文書」には、金銭トラブルの“解決金”を払わなかった真意についても記されていた。

 

 同文書によると、圭さんは「きちんと話し合って、双方の認識の食い違いをなくした上で解決することが重要」と考えていたようだ。しかし、世間から大きな批判を浴びて、圭さんは「支払い」に関する方針を変えることになる。

 

 文書発表の翌9日には、秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫が、A氏に解決金を払わないという小室家の基本方針は「眞子さまのご意向が大きかった」とも会見で明かしている。

2021年4月 小室圭さん、解決金を支払う意向を示す

帰宅する佳代さん(写真は5月)

帰宅する佳代さん(2021年5月撮影)

 

 小室文書の発表から4日後の4月12日、圭さんは代理人弁護士を通じて「解決金を支払う意向がある」と伝えた。

 

しかし、その後に発売された『女性セブン』(2021年6月3日号)では、佳代さんの元婚約者A氏の代理人が〈小室圭さんの代理人弁護士から『解決金を支払うことを提案する』というメールが届いて以降、ずっと音沙汰なしです。

 

まったく連絡はなく、何も進みません〉と証言。方針転換から1か月以上経っても、事態は何も進展していなかったようだ。

 

 また、A氏が4月27日に発表したコメントには《佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております》と記されていたが、そのおよそ1週間後の夕方、しっかりとした足取りで自宅マンションに入る佳代さんの姿を『女性セブン』はキャッチしている。

いち早く問題を解決したいはずが、小室家サイドの不可解な動きが続いた。

2021年5月 小室圭さん、フォーダム大学ロースクール卒業

フォーダム大学では教授とランチも

フォーダム大学では教授とランチも

 

 圭さんは5月23日、留学していた米フォーダム大学ロースクールを卒業。新型コロナウィルスの陰性証明を取得するなどして大勢の学生が卒業式に参加したが、圭さんは欠席した。

卒業後は7月に控えるニューヨーク州の弁護士試験に向け、猛勉強の日々が始まった。

 

2021年9月 小室圭さん、眞子さまの年内の結婚を発表

 NHKが9月1日、圭さんがニューヨーク州の法律事務所に就職する見通しが立ったことから、眞子さんと年内にも結婚する方向で調整中だと報じた。

 

女性皇族の婚約・結婚に伴う儀式はすべて行われず、皇室を離れる際に支給される一時金も受け取らない意向を示しているとのこと。加藤勝信官房長官(当時)は、同日に行われた会見で「報道は承知しているが、私自身はそうした連絡を受けていない。政府としては静かに見守っていきたい」と述べた。

2021年9月 小室圭さんのロン毛をテレビ局がとらえる

NYからロン毛で帰国した小室圭氏

NYからロン毛で帰国した小室圭氏

 

  圭さんが帰国直前にテレビ局の直撃取材を受けた際、そして帰国した際の映像で見せた髪型が話題になった。

 

おでこ全開、長髪をポニーテールにした“ちょんまげ”スタイルに対して、『NEWSポストセブン』(2021年9月29日配信)の記事では宮内庁関係者が〈“身だしなみを整える”という意識の欠如に見える〉と指摘する一方で、一部では〈男前になった、格好良い〉など称賛する声も上がったことを報じている。

圭さんの髪型をめぐって賛否両論が巻き起こり、彼に対する世間の注目度の高さが如実に表れた。

2021年9月 小室圭さん、アメリカから帰国

 圭さんが9月27日、3年ぶりにアメリカから帰国した。新型コロナウィルス感染拡大防止のための2週間の隔離期間の中で、世間を騒がせたロン毛もばっさり切り落とし、襟足を短く切りそろえた髪型に。そして10月18日、約3年ぶりに眞子さまとの再会を果たした。

 

圭さんは約3時間半にわたり赤坂御用地内に滞在し、眞子さま秋篠宮ご夫妻の4人で会談する時間もあった。秋篠宮ご夫妻は公務の準備のためすぐに私邸に戻られたが、『女性セブン』(2021年11月4日号)で皇室記者は〈秋篠宮ご夫妻は、とてもお疲れのように見えました〉と明かしている。

また〈紀子さまはいつものような笑顔はなく、うつむき加減で泣きはらしたような目をされていた。明らかに落胆の色が見て取れました。

 

いつもなら車のスピードを落とし、車窓を開け、軽く会釈をされるご夫妻ですが、その日は車のスピードも格段に速く、報道陣の前をあっという間に通り過ぎていきました〉とも同誌は伝えている。

2021年10月 宮内庁、おふたりの結婚を公表

注目された小室圭氏・眞子さん会見と小保方氏の共通点は(写真/JMPA)

注目された小室圭氏・眞子さん会見と小保方氏の共通点は(写真/JMPA)

 

 宮内庁は10月1日、小室さんと眞子さまが26日に結婚することを発表した。発表通り26日午前、晴れておふたりの結婚が成立し、午後には夫婦そろっての記者会見が開かれた。

当初、会見では質疑応答が予定されていたが、前日夜になって会見方式が急きょ変更に。

冒頭で眞子さまが結婚に際してのお気持ちを述べるのみで、質疑応答は行われないことになった。

 

 会見で眞子さまは、「私にとって圭さんは、かけがえのない存在です。そして、私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と語った。

 

圭さんは、「私は眞子さんを愛しております。

一度きりの人生を、愛する人とともに過ごしたいと思っています」と述べた。さらに圭さんは、佳代さんと元婚約者A氏との間の金銭問題についても「解決に向けて、私ができる限り対応したいと思います。

解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません」と言及。

 

 眞子さまの結婚に関して、一般の結納にあたる「納采の儀」など、皇室慣例の儀式は行われなかった。皇籍離脱に伴う一時金も辞退し、前例のないご結婚となった。

2021年11月 日本から出国、NYで生活開始

右をちらり

NYでの新婚生活を送る小室夫妻

 

 11月12日夜に圭さんは、佳代さんの元婚約者A氏と面会。解決金を受け取ることで「金銭トラブル」の解決に合意し、「最終的に解決したことを相互に確認した」という。

 

2017年末に発覚した金銭トラブルにようやく決着をつけ、11月14日、眞子さまと圭さんはアメリカ・ニューヨークに渡ったのだった──。