道草の記録

株主優待・ふるさと納税の返礼品・時々パチンコ

12月5日の相場を見てみたよ チュン

弱い・・弱すぎるちゅん( ˘•⊖•˘ )

 

NYは308ドル高

NY先物 19ドル安

為替 150.4円 0.2円の円高

原油 68.7ドル 1.2ドル安

225先物 350円高

売買指数 0.8 ニュートラルちゅん

 

だいたい寄りついて39620円 340円高

ずんずん200円↓ 160円きゅい~~~ん⊂(。・⊝・)コ~~~~~~ю 

50円↓ 40円↑ 60円↓ 40円↑

60円↓ で前場おしまい~~

 

後場 変わらず~~から

130円どす~~~ん(⊃。⊝。)⊃ピクピク

100円↑ 50円↓ 30円↑ 110円どす~~~ん(⊃。⊝。)⊃ピクピク

40円↑ 40円↓ 120円きゅい~~~ん⊂(。・⊝・)コ~~~~~~ю 

100円↓ 50円↑ でおしまい~~

 

きょう動いた株は

 3405クラレ 3% 5803フジクラ 3.1%

 

 4091日本酸素 -3%

 

きょう動いた優待株は

 5262日本ヒューム 3.2% 5821平河ヒュー 3.6% 6820アイコム 3.1%

 9278ブックオフ 3%

 

 7721東京計器 -5%

 

IRで

 1928積水ハウス 16.2%増益の3Q 進捗率78.8%

 

NY先物 12ドル高

為替 149.7円 0.7円の円高

原油 68.5ドル 0.2ドル安

225先物 変わらず~~  15:43

 

また明日でちゅ~~~ん(・⊝・)ノ

【漂流する大卒者たち】就職しても「なんとなく辞める」で職を転々…自分の“居場所”を見つけられず「今の会社にいる理由もわからない」

今いる場所の意義を見いだせないケースも(イメージ)

今いる場所の意義を見いだせないケースも(イメージ)

 

 厚生省「令和6年3月大学等卒業者の就職状況」によれば、大学生の就職率は98.1%と過去最高の数値となり、就活生は空前の売り手市場。

一方で、なかなか仕事が定まらず、“漂流”する若者たちも少なからず存在する。

 

彼らはなぜ、一つのところに腰を据えようとしないのか。

“漂流大卒者”の実態を追った。【前後編の後編】

 

「自分に向いている仕事」がわからない

 Sさん(20代男性/東京都)は現役で私立大学に進学し、ストレートで卒業。

「なんとなく」受かったメーカーに新卒で就職するも、3年で転職。その後も再び転職を経験し、現在は3社目となるベンチャー企業に勤めている。

 

「高校も大学も、周りが進学しているから僕もなんとなく大学に行きましたし、就活も周りがやっているからやりました。

希望の業界や職種もなかったので、入れそうだなと思ったところへ入社です。

2年弱現場で働いて、そのあとは本社勤務になりましたが、なんだかつまらなくて辞めました」(Sさん)

 

「辞めたい理由」は特になかったが、「続ける理由もなかった」のだというSさん。

2社目で地方の小さな食品会社に転職した。

その会社を選んだのは、「地方を見てみたかった」ためだったが、1年と持たずに帰京した。

 

「よく、自己分析とかで『自分に向いている仕事を探そう』とか、『自分らしく働こう』というキャッチフレーズを見かけますが、自分らしくって何ですかね? 

 

地方に行けば何か見つかるかと思いましたが、狭い人間関係から逃れられないコミュニティは僕には厳しかったです。

今はたまたま声をかけてもらったベンチャー企業にいますが、それも特に自分がいる理由がわからない。長続きする気もしていません」(Sさん)

 

仕事を覚える前に「スキルアップ」「キャリアアップ」と身勝手に転職

大学ではなく、専門学校へ進学したOさん(30代男性/東京都)は、職場で出会う大卒たちについて、「自分よりも仕事ができないのに昇進が速く、そのうえ辞めていく」と不満を漏らす。

 

「僕は家庭の事情で大学には進学せず、ただ将来を考えてエンジニアの専門学校へ行き、プログラマーになりました。今はSierシステムインテグレーター)と呼ばれる職種で、IT企業に勤めています。

 

 職場には大卒の方もいて、数年は私たちと同じ現場仕事をしますが、正直言って仕事ができるとは思えないのに、初任給は僕たちより2万円ぐらい高いのには納得がいかないです。

 

なかには文系卒の人もいて、新卒が入る度に毎回こちらがゼロから教える羽目になるのですが、なんだかいちいち態度が偉そうなんですよね……」(Oさん)

 

 Oさんは、「大学を出たんだったら、出たなりの仕事をしてほしい」と憂鬱そうだ。

「彼らにとって現場経験は、『昇進するためのステップ』。

 

実際現場を知るのは大事だと思うんですけど、新卒の人に『なんでこの仕事を選んだの?』と聞くと、結構な確率で『手に職を付けたくて』という答えが返ってきます。

 

 だったら大学じゃなくて専門学校へ行った方がいいと思いますが、そういう人たちって、手に職がついたなんて言えないうちから、『スキルアップ』『キャリアアップ』とか身勝手なことをいって、大体転職してるんですよね。

 

大学を出て就職したんだったら、僕らよりも給料が高い分、せめて会社に貢献してから転職してほしい」(Oさん)

 

 卒業後、漂流する大卒生たち。空前の売り手市場といえども自分の居心地がいい場所を見つけるまでには、時間がかかるようだ。

 

 

 

 

【初心者のキャンプ離れか】フリマサイトに激安キャンプ用品が大量出品で「“美品”が溢れている」と歓喜するユーザー、「始めるなら逆に今がチャンス」の声も

キャンプブームに異変?(イメージ)

キャンプブームに異変?(イメージ)

 コロナ禍、“密を避けて楽しめるアウトドアレジャー”として盛り上がりを見せたキャンプだが、現在、フリマサイトには大量のグッズが激安で出品されている。たとえば、こんな具合だ。

 

〈2020年~2021年に購入したばかりですが使用頻度が少なくなってきたので出品します〉
〈1年ぐらい前に購入しずっとしまったままだったので出品します〉

 

 日本オートキャンプ協会によると、オートキャンプ参加人口は2019年に860万人を超えた。コロナ禍に突入した2020年には610万人にまで落ち込んだが、2021年には750万人に。

 

しかし2022年には650万人、2023年は600万人と減少を続けている。

一方で、1泊以上のオートキャンプを楽しんだ人の平均回数は2023年に5.5回と過去最多を記録したという。

 

 以上のデータからは、「キャンプ好きが何度も行くようになった」という実情がうかがえるが、反面、長続きしなかったという“初心者のキャンプ離れ”も多いのかもしれない。

 

それを裏付けるかのように、フリマサイトには「1回しか使っていません」「揃えたけど行かなかった」といった文言とともに、キャンプ初心者ながら引退を決意した人たちからの出品が散見される。

初心者が続々離脱か、ブランド品もまとめ売り

 フリマアプリでは、大手アウトドアブランドの商品が十数点セットで1万円以下、テントや調理器具などの必需品がまとめて3万円など、どれも破格の安さ。ほぼ使われていない新品同様のものもある。

 

 キャンプ歴15年のYさん(50代/タクシー運転手)は、「コロナ禍にキャンプを始めてみたけど、結局ハマらなかったライト層が離脱しているのでは」と、“キャンプ界隈”の実感を話す。

 

なぜそう感じるかといえば、「キャンプ場の予約がしやすくなった」ことと、「フリマサイトで、状態のいいキャンプ用品が多数売られている」ためだ。

 

 

メルカリに多数出品されているキャンプ用品の“まとめ売り”(同アプリより)

メルカリに多数出品されているキャンプ用品の“まとめ売り”(同アプリより)

「コロナ禍当時、よく行っていたキャンプ場がいきなり1か月前に予約でいっぱいになって、驚いたことを覚えています。

 

現地でも、キャンプを始めたてのような人たちがたくさん流入してきたなと思った覚えがあります。今は予約に困ることもありません。

 

あと、そこそこ本格的にキャンプをするとなれば、必要な道具はかなり多い。キャンプ初心者だからこそ形から入るべく、ブランドもの一式を揃える人も多かったのでは。

 

また、テントやチェアなどの大きなものは、折り畳み式とはいえそれなりに場所を取ります。そうしたグッズは、頻繁に使わない人にとっては保管場所に困るもの。

買ったものを、激安でいいからとにかくまとめて手放したいという人は結構いそうですね」(Yさん)

「激安・美品が溢れている!」と歓喜するファンも

 そんなキャンプ用品の一斉“叩き売り”を歓迎するのはヘビーユーザーだ。オートキャンプ歴3年のKさん(20代/大学生)は「今はチャンスです!」と興奮気味に語る。

 

「キャンプ道具を買うために、日頃からフリマサイトを見ているのですが、最近は“激安”で“美品”のもが溢れています。たとえば廃盤となって、普通なら10万円のプレミア価格がつくテントが3万円ほどで買えたこともありました。

 

 フリマサイト以外にも、激安の中古品を売り出すキャンプ場もよく見かけるようになりました。フリマサイトだとまとめ売りも多いんですが、キャンプ場だと掘り出し物がバラ売りされています。

 

僕は既に基本的な道具を揃えているので、まとめ売りよりもバラ売りの方がありがたく、よく利用します」(Kさん)

 

 

今こそ初心者が始めるチャンスかも

キャンプ歴6年のSさん(30代/教職員)も、フリマサイトに出品されるキャンプ用品の“異変”を感じ取っている。

 

「もともとフリマサイトには“引退品”がよく出品されていましたが、最近は特に多いですね。僕は道具を集めることも楽しみのひとつなので、結構チェックしています。

 

 有名ブランドの物を使っている人は、キャンプ場で『おっ!』と一目置かれる感じがあり、キャンプ用品のメインとなるテントや椅子、ウェアーなどはこだわる人が多いです。キャンプをやろうとしたけど趣味にはならなかった、という人たちが出品している物は状態もいいので、間違いなく“買い”です」(Sさん)

 

 Sさんは「キャンプ離れをしている人が多いわけですが、逆に今が新しく始めるチャンスだとも思う」と話す。

 

「キャンプはある程度お金がかかる趣味ですが、今なら必要最低限の道具が安価で揃います。『始めてみたい!』と考えている人は、引退品のまとめ売りを狙ってみるのもアリですよ」(Sさん)

 

 ブームは一段落したようだが、キャンプを始めようと思っている人にとっては、今こそ狙い目かもしれない。

12月4日の相場を見てみたよ チュン

反動来たちゅんね~~(一⊝一;) 

 

NYは76ドル安

NY先物 116ドル高

為替 149.6円 0.2円の円高

原油 70ドル 1.6ドル高

225先物 60円高

売買指数 3 超強い売りちゅん

 

39311円 60円高で寄りついて

50円↓ 150円きゅい~~~ん⊂(。・⊝・)コ~~~~~~ю 

あとはひたすら下げるだけ~~

330円↓で前場おしまい~~

 

後場 変わらず~~から

210円きゅい~~~ん⊂(。・⊝・)コ~~~~~~ю 

70円↓ 150円きゅい~~~ん⊂(。・⊝・)コ~~~~~~ю 

140円どす~~~ん(⊃。⊝。)⊃ピクピク

150円きゅい~~~ん⊂(。・⊝・)コ~~~~~~ю 

140円どす~~~ん(⊃。⊝。)⊃ピクピク

40円↑ でおしまい~~

 

きょう動いた株は

 7012川崎重工 5.7%

 

 6103オークマ -4.2% 7731ニコン -3.4% 8308りそな -4.2%

 

きょう動いた優待株は

 3088マツキヨ 4.7% 6425ユニバーサル 3.9% 7721東京計器 8.7%

 

 2053中部飼料 -3% 3302帝国繊維 -3.4% 4462石原ケミカル -3.6%

 5262日本ヒューム -3.2% 5830いよぎん -3% 6278ユニオンツール -4.2%

 6485前沢給装 -3% 7294ヨロズ -4.2% 7504高速 -3.2%

 7711助川電気 -5.9% 8362福井銀行 -3.1% 9369キユーソ -3%

 

IRで

 9278ブックオフ 11月売上5.3%増

 

NY先物 161ドル高

為替 150.6円 1円の円安

原油 69.9ドル 0.1ドル安

225先物 260円高  18:13

 

また明日でちゅ~~~ん(・⊝・)ノ

 

鳴り物入りで登場したスマスロ『リゼロ2』のユーザー評価が今ひとつ高まらない理由 最大のヒット機種『北斗の拳』との大きな違い

パチスロユーザーの評価は(写真:イメージマート)

パチスロユーザーの評価は(写真:イメージマート)

 2022年11月に出玉性能の規制が緩和されたスマートパチスロ(スマスロ)が導入されたことで、再び盛り上がりを見せているパチスロ業界。

 

スマスロでは、6号機や6.5号機の出玉規制では難しかった“一撃1万枚”といった大きな出玉を獲得する可能性のある機種もあり、比較的射幸性が高い機種に人気が集まる傾向がある。

 

 そんななか、2024年10月21日から全国導入されたのが、大都技研のスマスロ『Re:ゼロから始める異世界生活 season2』(以下、『リゼロ2』)だ。全国での導入台数も圧倒的で、なおかつ一撃性の高い機種として期待されていたが、蓋を開けてみるとユーザーからは厳しい評価の声も聞こえてくる。

 

『リゼロ2』の前作にあたるパチスロRe:ゼロから始める異世界生活』が登場したのは、2019年3月のこと。

 

当時は、5号機と呼ばれるパチスロ機の射幸性が高くなっていたことを受けて、出玉性能が抑えられた6号機の時代に突入した時期であったが、『Re:ゼロから始める異世界生活』は5号機を超えるほどの出玉速度で人気を博した。いわば、パチスロ冬の時代だった6号機初期を支えたのが初代リゼロだったのだ。

 

 さらに2022年1月にはパチンコ『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』が登場し、こちらも大ヒット。そういった流れを受けて、満を持しての登場となったのがスマスロ『リゼロ2』。当然ながら、ユーザーからの期待も大きかった。パチンコ・パチスロ事情に詳しいジャーナリストの藤井夏樹氏はこう話す。

 

「6号機時代のパチスロは、なかなか大きな出玉を獲得するのが難しく、“全然勝てない”というイメージが強かったわけですが、初代の『リゼロ』についてはAT(アシストタイム。出玉が増える機能)での1ゲームあたりの純増枚数が8枚という出玉速度が支持されていました。

 

5号機時代の1ゲームあたりの純増枚数が3枚以下だったことを考えると、かなりの出玉速度だと言えます。

短時間での勝負ができるし、一度ATに入れてしまえば、そこそこの出玉も期待できるということで、仕事帰りにホールに寄って打つサラリーマンたちにも人気でした。

 

 そういう『リゼロ』の後継機として『リゼロ2』に対する期待はかなり大きく、事前に噂されていた販売台数も2万5000台というとんでもない数字です。

最近のスマスロでは1万台の販売でも多い方ですから、メーカーとしても自信があったということでしょう」(以下、「」内同)

 

今回の『リゼロ2』では、AT中の純増枚数は前作を上回る1ゲームあたり9枚。

さらに一撃数千枚の獲得も期待できる上位ATも搭載されており、前作に比べて格段に出玉の爆発力は高まっている。

 

「Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の配当表とリール配列(公式サイトより)

Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の配当表とリール配列(公式サイトより)

 

ATは楽しいけど通常時は…

 しかし、実際に『リゼロ2』が導入されると、必ずしもユーザーの評価は高くはなかった。多くのパチスロ系YouTuberが『リゼロ2』導入直後に実戦動画を公開しているが、大きな出玉を獲得するまでのハードルの高さを目の当たりにし、大敗を喫するパターンが多い。

 

また、出玉速度の速いATに入れば楽しいが、そこに至るまでの“通常時”で楽しめるポイントが少なく、退屈だという声も少なくないのだ。

 

 さらに、ネットユーザーが機種についての評価を投稿することができる「DMMぱちタウン」における『リゼロ2』の評価を見てみると、5段階評価で1.77(326件の投稿。11月27日時点)だった。

 

「ユーザー評価の場合、負けた人が低い点をつけるケースが多く、高くなりにくいという傾向がありますが、DMMぱちタウンであれば、2点を超えれば及第点、3点近くまで行けば高評価というイメージです。

 

『リゼロ2』については、射幸性が高く大きく負けることも多いので、評価が低くなってしまうのは仕方ない部分もあると思います。

 

また、これまでのパチスロ・パチンコの『リゼロ』シリーズの人気の高さから、期待値が高くなりすぎてしまったからこそ。厳しい評価になったという側面も否めない。

 

 ただ、導入台数が多い『リゼロ2』をホールとしてはできるだけ長く使いたいという願いもあり、せめて2点台にはなってほしかったというのが本音でしょう」

 

 

大都技研スロット「Re:ゼロから始める異世界生活 season2」(同社ホームページより)

大都技研スロット「Re:ゼロから始める異世界生活 season2」(同社ホームページより)

 

大ヒット作・スマスロ北斗の拳との違い

 ATの出玉性能が高いが、通常時は単調だというメリハリのあるシステムが仇となったといえそうな『リゼロ2』。とはいえ、このようなタイプの機種には一定層の需要もあるという。

 

「一撃の出玉がある機種は、それなりに支持されると思います。通常時つまらなかったとしても、しっかりとした出玉が期待できるのであれば打つというパチスロユーザーも少なくない。

 

いわば極端なゲーム性ですが、色々なタイプの機種を選べるという状況は、ユーザーの裾野を広げるという意味でも重要であり、だからこそ『リゼロ2』もホールが上手く使っていく余地はあるはずです。

 

 ただ、こういったハイリスク・ハイリターンな機種がホールにおけるメイン機種になってしまうと、ユーザーにしてみれば“お金がいくらあっても足りない”という状況になりかねない。

 

それなりの射幸性がないと人気がでないという現実がある一方で、“楽しく遊ぶ”という要素も重要。

たとえば、スマスロで現時点での最大のヒット機種は『北斗の拳』ですが、こちらは意外とマイルドな出玉推移をする機種なんですよね。

 

 初心者を含めて、より多くのユーザーから支持されるには、遊びやすさが必要だということ。『リゼロ2』についての現状を評価するならば、スペックが悪いとかそういうことではなく、“ハイリスク・ハイリターンなシステムにしては販売台数が多すぎた”というのが冷静な見方だと思います」

 

 必ずしもユーザーの期待どおりとはいかなかったといえる『リゼロ2』だが、今後のパチスロ業界に対してひとつの学びを与えたのは間違いなさそうだ。

 

 

 

 

 

《トランプ政権移行後のリスク分析》資産3億円の億り人VTuber・はっしゃん氏 銘柄選びで想定しておくべき「3つのケース」を解説

億り人VTuber・はっしゃん氏は「トランプ政権発足後」の金融市場をどう見据えているのか(写真/AFP=時事)

億り人VTuber・はっしゃん氏は「トランプ政権発足後」の金融市場をどう見据えているのか(写真/AFP=時事)

 トランプ氏の圧勝で終わった米大統領選の結果を受けて、株式市場も大きく動いた。米国株の急上昇につられて日経平均株価が一時1400円以上値上がり。

 

ただ、その後の値動きには一服感も見られる。そうしたなか、株式投資で1億円以上の資産を築いた“億り人”は、来年1月のトランプ政権への移行後にどのような業界や銘柄が伸びると予測しているのか。

 

 元ITエンジニアで、会社員時代に国内株式投資で3億円を稼いだ投資家VTuber・はっしゃん氏はこう読む

「トランプ政権の誕生で日本経済には最善、最悪2つのシナリオが考えられます。

 

最善は米国株が上がり、ドル円相場も1ドル=150円ほどで安定して、日経平均が5万円を超えてくるようなシナリオ。これはトランプ氏が掲げる米国ファーストの経済政策が上手くいってインフレを抑えつつ、米国内需が拡大することが前提です。

 

 最悪のシナリオは、トランプ氏が掲げる関税引き上げ政策などで米国のインフレがさらに進み、米国が金利を再び上げること。インフレが進むと金利が上昇しますが、高金利になるとローン利用率が高い米国の消費者にとって負担になります。

 

特に、住宅や不動産、自動車などの高額商品で影響が大きく、賃金よりも物価が上昇すると、場合によっては貧困層が借金を返せなくなり、景気が急激に悪化します。このようにして、ローン債権が焦げ付いて発生した2008年のリーマン・ショックの再燃が起こりかねず、影響は日本にも及ぶ。円安とインフレがさらに進んで日経平均は下落するでしょう」

 

 

投資先選びには「3つのケース」を想定

 米国市場では今のところ「トランプ関税」を嫌がり、インフレ再燃への警戒感が高まっている。10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.6%の上昇と、7か月ぶりにインフレが加速。足元では、はっしゃん氏の言う「悪いシナリオ」が進んでいるように見える。

 

「関税引き上げをはじめとするトランプ氏の掲げる政策は、選挙前のリップサービスのようなものだと私は見ており、実際の政策とどれほど一致するのか見えにくい。どちらに転ぶかわからない以上、“トランプ・リスク”を意識した投資を心がけることが大切です」(はっしゃん氏)

 

 トランプ政権発足後を見越して、投資先をどう選んでいくか。はっしゃん氏によれば、3つのケースを想定することが重要だという。

 

「1つはこのまま米国株が上昇し続けることを見込んで、現在上がり基調の銘柄を買い増しする。メガバンクなどは米国債券や米国株への投資で利益を上げています。

 

もう1つは円安になり、日本でもインフレに進むと想定してその時に強い銘柄を買うこと。

インフレに進むと現金が弱くなり消費が抑えられますが、一方で二次流通業界、リユース業界が活発になる傾向がある。

 

3つ目は米国経済に左右されない強みのある銘柄。強いIPコンテンツ(知的財産権)を保有する企業がその一例です」(はっしゃん氏)

 

 

 

【プロフィール】
投資家VTuberはっしゃん:割安成長株に長期投資するスタイルで3億円を達成。現在は独立・起業して「初心者にも持続可能な株式市場の実現」という理念のもと、専門的な金融知識なしで利用できる株式入門サイト「株Biz」を監修・開発。YouTubeチャンネル「【株BizTV】はっしゃん式投資勉強会」のチャンネル登録者数は2.1万人。【Xアカウント】@trader_hashang

 

 

 

林望さん、趣味ついて綴った最新刊についてインタビュー「趣味はやりたいからやる。友だちを作ろうなんて考えないでください」

『結局、人生最後に残る趣味は何か』/草思社/1870円

『結局、人生最後に残る趣味は何か』/草思社/1870円

【著者インタビュー】林望さん/『結局、人生最後に残る趣味は何か』/草思社/1870円

 

【本の内容】
 趣味がなくて、と嘆く人や趣味を見つけたいと願う人。

はたまた趣味なんて要らないと嘯く人。

そんな人の、格好の手引書となる一冊。全5章立ての章タイトルからして興味津々。

 

「人生にはなぜ、趣味が必要なのか」「これから始めたい人、もっと究めたい人へのアドバイス」「上達なくして楽しみなし!」「趣味を究めた人だけがたどりつく場所」「結局、人生最後に残る趣味は何か」。

 

≪あとは、さあ、実践あるのみです。

おたがいがんばりましょう≫。リンボウ先生の励ましの声を背に受け、あとは趣味に邁進しましょう!

「上手な素人」よりも「下手な玄人」になりたい

 大ベストセラー『イギリスはおいしい』の著者は、手製のスコン(スコーンではない)と紅茶を用意して私たちを迎えてくださった。料理はリンボウ先生の趣味の一つで、趣味の域を超え、日々の家事だそう。

 

 詩、絵、俳句、短歌、能楽、声楽、写真、古書蒐集、旅、車の運転、料理、散歩……。多彩な趣味についての新著は、「趣味は余暇に楽しむもの」といった常識を軽々吹き飛ばす。

 

「余暇って『余りの暇』と書くでしょ? そういうのは暇人の言うことです。僕は全然暇がないんですよ。第一、暇ができたらやろうなんて思ってたら、一生何もできません。暇がないなかでやることが大事なんで、大切な時間をやりくりしてやるからいい加減な気持ちでやっていたんじゃもったいない、っていう論法です」

 

 趣味に対しても真面目すぎるぐらい真面目なのである。

「趣味は真面目に取り組まなければというのが私の信念なので。妻は、もうちょっといい加減にやったらどうだと言うんですけどね。いや、そうはいかないと言って、つい行きすぎちゃう。だって、どんなことでも相当、真剣にやらないと、面白味は見えてこないじゃないですか」

 

「上手な素人」ではなく、「下手な玄人」になりたい、というからただごとではない。

「どうせ素人芸なんだから」という甘えを禁じて、能楽や声楽といった複数のジャンルでその目標を達成している。

 趣味運というものがあるとするなら、リンボウ先生はものすごく趣味運がいい。

専門の国文学と関連が深い能楽がやりたいと思っていたら、大学院生のときに引っ越した先が能楽師の自宅兼仕事場の前で、路上で見かけて挨拶して入門がかなった。

 

イギリスはおいしい』がベストセラーになって、43歳のときに東京藝術大学音楽学部に助教授として招かれたことで、一流の専門家である声楽科の先生たちの指導を受けられることになり、プロにまじって声楽家デビューを果たす。

 

 もちろん生まれ持った声がよかったことや、音楽が好きで古書だけでなく古楽譜も蒐集していたことなどの素地があったとしても、始めてから自分が納得する水準に到達するまでのスピードと集中具合がすごい。

 

 時間を大切に使う、ということは、何に時間を使わないかということでもある。

リンボウ先生は、自分にとって何が必要で何が必要でないかを日ごろから峻別している。

 

「儀式とか飲み会とか会議というものは無意味だからいっさい行かない。なんとか学会とか文壇とか詩壇とかのなんとか壇にも、いっさいかかわらないです」

 

 自分の「源氏物語」を書きたいという思いで定年まで20年近くを残して50歳で東京藝大を退職したとき、同僚が歓送会を企画してくれたが、「それは結構ですね。

僕は欠席します」と答えたというから徹底している。

 

 小学2、3年生のころの、遠足で撮られた写真が残っていて、楽しそうに並んでいる友だちの列から1人離れて座るリンボウ少年は実に苦々しい顔をしているそうだ。

 

「三つ子の魂百まで。小さいころからこういう感じだったのかと、自分でもおかしかったですね。

遠足なんてちっとも楽しみじゃなかった。

昔から、好き嫌いが激しすぎると言われていて、それでも学校でも社会でもいじめられることがなかったのは幸いでした。

とにかく、いつも一匹狼みたいな感じでしたね」

 

 酒を飲まないリンボウ先生は、飲み屋というものが嫌いで、ラグビー部の同期会もほぼ欠席している。

何とか出席させようと午後3時から喫茶店での同期会が開かれたことがあって、そのときは出席したが、二次会で飲み屋に流れるとなるとやはりすぐ帰ったそうだ。

 

 

誰の真似もしないってこと大事だと思う

 学生時代の友人とのつきあいはほとんどないが、趣味の声楽を通じて無二の親友ができた。

 金沢在住の外科のお医者さんで、2人で「デュオ・ドットラーレ」という男性二重唱ユニットを結成。

金沢と東京で交互にコンサートを開催し、歌を披露している。

 

 長野県の林家の別荘のそばに彼も別荘を買い、歌の練習をしたり、家族ぐるみで食事を楽しんだりしているそうだ。

 

「不思議ですね。60歳を過ぎてこんなにいい友だちができるなんて。

人っていうのはやっぱりご縁ですね。

みんなに尊敬され愛されているすばらしいお医者さんなんですが、ちっとも偉ぶったところがなくて、会うと百年の知己のように楽しく話をします」

 

 そんな友だちができるなんて、趣味というのはいいものだと感じるエピソードだが、「趣味で友だちを作ろうなんて考えないでください」とくぎを刺す。

 

「そのために趣味を始めるようなことではだめです。あくまで、声楽をやりたい、俳句をやりたいからやる。

友だちができるというのは偶然で、結果論ですからね」

 

 趣味には先生について教わったほうがいいもの、自己流で始めたほうがいいものがあると、自分の経験から説く。

リンボウ先生によれば、音楽は基礎をきちんと教わったほうがよいが、書道や絵は、必ずしも教室に行かなくても始めてみればいいという。

 

「お手本なんて見ないで、描きたい対象にその場で肉薄しなければ、ただ上手にお手本を写したというもの以上にはならないわけです。

誰かの真似をしている限りは、一回り小粒な誰かになる程度で、誰の真似もしないっていうことが大事だと思いますね」

 

 意外なのは俳句だ。教室や結社に参加する人が多いが、リンボウ先生は最低限のルールだけ覚えて、いきなり自分で始めることを勧める。

何か学ぶとすれば、芭蕉をはじめとする「古人」の作品を読むのがよいそう。

 

 14年ほど続く、主宰の夕星俳座という句会でも、「俳句は誰かに教わるものではない」と話している。

句会の司会はするが、選句では主宰も一参加者としてのぞむ。

ちなみに句会のあとで食事をしたり酒を飲んだりすることは一切せず、俳句について存分に話し合ったらその場で解散するらしい。

 

 同人から集まった句を編集するのも、リンボウ先生みずからパソコンを駆使して、簡易出版で合同句集も出している。

 

 能楽や声楽、絵など、いろんな趣味が仕事と結びついてきた。ちなみに今回の本の装画もみずから手がけている。

 

 趣味は仕事と分かちがたく結びつき、ほとんど人生そのものと言えそうだ。

 

 

【プロフィール】
林望(はやし・のぞむ)/1949年東京生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授東京藝術大学助教授等を歴任。エッセイ『イギリスはおいしい』で1991年日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し、作家デビュー。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P・コーニツキと共著)で1992年国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で1993年講談社エッセイ賞を受賞。学術論文、エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能作・能評論、自動車、古典文学等著書多数。『謹訳 源氏物語』全10巻で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞。

 

 

取材・構成/佐久間文子

※女性セブン2024年12月12日号