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秋も深まり、吹く風もしだいに冷たくなってきたNY。しかしスーツ姿の小室圭さんは、まるで春風を受けているように、満たされた表情で歩いていた。

 

小室さんが目撃されたのは現地時間10月27日、眞子さんとの結婚記念日の翌日。カメラマンに気がつきながらもほほ笑んでみせる余裕まであり、ついに司法試験に合格したためか、かなり自信をつけているようだ。

 

ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんによれば、

「小室さんが勤務している法律事務所『ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)』の新人弁護士の年間報酬は20万5千ドルとしているニュースサイトもあります。

現在の為替レートでは、およそ3千万円になります」

 

小室さんのロークラーク(法務助手)としての年俸は600万円ほどと報じられてきた。レートの変動もあるが収入は数倍となる。

 

秋篠宮家側近トップの加地隆治皇嗣職大夫は10月27日の定例会見で次のようにコメントした。

「(秋篠宮ご夫妻も)小室氏が試験に合格されましたことを、お喜びであるというご様子とお見受けしています」

 

“三度目の正直”により、心配されてきたビザや収入の問題を払拭した小室さん。だが秋篠宮家に近い関係者は次のように語る。

 

秋篠宮さまも、小室夫妻のNYでの生活基盤が安定しつつあることについては安堵されているようです。しかし、だからといって小室さんを“秋篠宮家の一員”としてすぐに受け入れるということにはならないと思います。

 

近代以降の皇室の歴史で、内親王が結婚に関連する儀式を一切執り行わなかったことはありません。眞子さんと小室さんとの婚姻にあたって、秋篠宮さまは異例中の異例ともいえる判断を下し、小室さんを家族として受け入れることを拒否されたのです。

 

 

それは小室さんの能力というよりも、人間関係における姿勢へのご不信あったからでした。

司法試験に合格したからといって、秋篠宮さまのそのお気持ちが変わるわけではありません」

小室夫妻の渡米から約1年。

夫妻の帰国も取りざたされてきたが、秋篠宮家に近い関係者が続ける。

 

「現時点で秋篠宮家の周囲からは帰国情報は聞こえてきません。

小室さんは日本に母・佳代さんも残していますし、“故郷に錦を飾りたい”という思いを抱いているかもしれませんが、眞子さんは秋篠宮さまの小室さんを拒否するかたくななご姿勢を強く意識していますからね。

もし秋篠宮さまが軟化されるとすれば、小室さんと眞子さんの間にお孫さまが誕生したときでしょうか……」

 

 

10月27日に発売された『週刊新潮』は、《極秘ミッション「眞子さん」第一子のカギを握る「女医」》と題した特集記事を報じた。

 

「『愛育病院』の名誉院長を務める女性医師が今年の5月以降に、複数回にわたって渡米し、眞子さんとコンタクトをとっているという関係者の証言が記載されています。

宮内庁秘密裏の要請で、眞子さんに将来の妊娠・出産を見すえてアドバイスするためだったとか」(皇室担当記者)

 

■「日本には未練がない」という小室佳代さん

NYでも眞子さんの“妊活”にまつわる情報はキャッチされている。小室夫妻の取材を続けているNY在住の日本人ジャーナリストはこう明かす。

 

「小室夫妻が渡米する前に、在ニューヨーク日本国総領事館が、スーパーや美容院など生活に必要な情報をリサーチし、そうしたデータは夫妻に伝えられています。

データには病院のリストもあり、そのなかに不妊治療にも携わっている病院の名前もあったと聞いています。

 

ただ一般的に妊活のためには、夫婦で協力することが不可欠になりますが、いま小室夫妻の間には、ある危機が生じているのです」

実は小室佳代さんがNYでの同居生活を希望しており、その可否について夫妻の意見が激しく衝突しているのだという。

 

かつて佳代さんと交流があった人物が本誌にこう語る。

「本来の佳代さんは外出や旅行が好きで活発な女性でしたが、いまは買い物さえ控えている状態です。

圭さんと眞子さんの婚約内定が発表された際には、商店街が『おめでとうございます』という横断幕を出すなど近所の人々も祝福ムードで、あのときが佳代さんの絶頂期だったと思います。

 

しかしその数カ月後に元婚約者との金銭トラブルや、親族とのトラブルが報じられるようになり、近所の知人との交際も途絶えています。いま住んでいる家や日本には、まったく未練はないでしょう。

 

同居している高齢のお父さんの存在がアメリカ移住のネックになるのではないかという意見もあるようですが、彼女の意志力は並み大抵のものではありません。必ずやり遂げると思います」

 

佳代さんの米国長期滞在にはビザが必要になる。ニューヨーク州弁護士の寺井眞美さんによれば、

「可能性が高いのはF1ビザ(学生ビザ)や、親族や友人の訪問を理由としたB2ビザでしょう。

 

特にF1ビザは、語学学校入学などでも取得できますし、在学を証明する書類がある限りは、半永久的に滞在可能です。

 

またB2ビザを取得するためには、不法就労を防ぐために、財政基盤を持っていることも条件となります。

息子の圭さんはすでに就職し、H1-Bというビザを取得していると考えられますので、彼がNYでの生活をサポートする旨を申請すれば、佳代さんはB2ビザを取得可能だと思います」

 

■弁護士就任により夫婦の時間が減る可能性も

だが佳代さんの“NY同居計画”は一度頓挫している。前出のNY在住のジャーナリストはこう語る。

「小室夫妻の渡米前に私が取材した不動産関係者は、“佳代さんはニュージャージー州内のNYに近い物件に住むことになりそうだ”と証言していました。

 

小室さんは佳代さんとの同居生活を主張していましたが、眞子さんが新婚であることなどを理由にして猛反対したのだそうです。

 

折衷案が夫妻はNYのマンハッタンに、佳代さんはニュージャージー州に住むということでした。

 

しかし小室さんが司法試験に落ちたため、見込んでいた収入も得られず、実現しなかったのです」

 

だがそれから1年、小室さんが弁護士への道を切り開いたことにより、夫妻のパワーバランスに微妙な変化が生じているようなのだ。小室夫妻を知るNYの日系人男性はこう明かす。

 

「小室さんがとても自信を強めており、『どんどんクライアントを獲得して、収入も増やしていく』と、仕事にも熱意を燃やしています。確かにクリスマスに向けて、パーティも増えますから、新しく人脈を広げるチャンスです。

 

また収入も増えることから、日本で暮らしているお母さんをNYに呼びたいという気持ちも強まっているようです。新しい物件を探しているとも聞きました」

 

そんな小室さんの強気な主張に眞子さんは徹底抗戦の構えだという。

 

’21年6月に『週刊文春WOMAN 2021夏号』に佳代さんの“肉声”が掲載されて以来、眞子さんは佳代さんに不信感を抱いているというのだ。

 

「眞子さんは義母との同居には拒絶反応を強めていました。それは小室さんが合格したことでも変わらないそうです。それどころか合格を盾にして、佳代さんとの同居を主張する小室さんの態度にも反発しているとか」(前出・NY在住のジャーナリスト)

 

また小室さんが本格的に弁護士として活動を始めることで、夫婦関係にさらなる不協和音が生じる可能性があるという指摘も――。

 

前出のリッキー徳永さんは次のように語る。

「小室さんはLSでは金融・投資関連のセクションに所属しています。金融系の弁護士の業務は、法律に基づいた契約書作成などで、ビジネスの場における交渉力が必要とされるのです。

 

また大きな案件や顧客をつかむことで出世していきます。こうした弁護士は、週末も休まずに仕事をしており、顧客のニーズにこたえるために、体力も必要となります。現実的に、家族との時間を優先することも難しくなってしまうケースも多いのです」

 

小室さんが望み続けてきた“合格”が、姑との同居問題を再浮上させ、夫婦の時間も減少させることにもなりかねず……。眞子さんの心のなかで吹いているのは春風なのか、それとも秋風なのか。