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眞子さん、極秘通院を支える2人の日本人女医 佳代さんは「お金がなくて」が口癖

午前9時過ぎ、ニューヨーク・マンハッタンの中心地区で非常事態が発生した。消防車がけたたましいサイレンを響かせながら、クリスマスの飾り付けで華やぐ12月中旬の街並みを疾走し、現場の高級マンションに急ぐ。

 

火事だ。10名ほどの消防士が我先にと建物の中へ消えていくと同時に、鳴り響く非常ベルに驚いた住人たちが、着の身着のままで飛び出してくる。

近頃はメンタルの波が激しいという(写真は昨年末)

近頃はメンタルの波が激しいという(写真は昨年末)© NEWSポストセブン 提供

 

 30分ほど経過しただろうか。大事に至ることなく無事に鎮火され、消防士はホッとした表情を見せた。幸いボヤで済んだものの、もしも大惨事となっていたら、住人だけでなく日本中が言葉を失っただろう。現場マンションは小室圭さんと眞子さんの自宅でもあるからだ──。

 

 

 小室さん夫婦がニューヨークで暮らして1年が経った。当初こそ、スーパーマーケットで買い物を楽しむ眞子さんや、仲睦まじく手をつないで散歩をするふたりの姿が頻繁に目撃されたものだが、最近は影を潜めているようだ。

 

近所の行きつけのベーカリーの店員も「前はよく来ていたけれど、かれこれ1か月以上見ていない」と話す。在米の日系メディア関係者の話。

 

「最近、小室さんが法律事務所に出勤しているかどうかは疑わしいです。

以前はだいたい決まった時間に歩いて職場に向かっていたのをよく見かけたけれど、最近はその様子すらない。引っ越したのではないかと噂が立ったほどです」

 

 生活が様変わりした理由の1つには、ニューヨーク州司法試験合格が挙げられるだろう。

小室さんは、法務助手を卒業し、早ければ年明けにも弁護士として働く見込みだ。

 

「出社するかリモートで勤務するかは、基本的に個人の裁量です。対面ミーティングなどで出社する必要がないスタッフは、自宅で作業をすることも多いですね。

そもそも12月頭から休暇に入っているスタッフも一定数いて、なかには新年まで休む人もいます」(小室さんの勤務先関係者)

 

 もう1つの理由は眞子さんの体調面にありそうだ。

「聞いたところによると、近頃の眞子さんは気持ちの浮き沈みが激しい様子だといいます。

渡米前から複雑性PTSDを患っていると公表していましたからね……。

 

小室さんは妻につきっきりでいるために、出勤日数をセーブしているとも聞きました。

眞子さんの外出機会はめっきり減り、スーパーなどへの買い出しは、デリバリーを頼っているとか。

ただし、内密にメンタルケアと妊娠のための通院はしているそうですよ」(在米ジャーナリスト)

 

 眞子さんは人一倍芯が強く、一度決めたことは最後まで貫き通すことで知られる。

“完璧主義”ともとれる彼女の降嫁後の生活はかねて心配されてきた。

 

「皇室では職員が身の回りのお世話をしていましたから、眞子さんにとって家事や家計管理は初めての体験でしょう。

加えて妊活ともなると、パンクしてしまうのではないかと……」(宮内庁関係者)

 

 そうした事態を憂慮してか、現在も在ニューヨーク日本国総領事館には秋篠宮さまと昵懇の総領事が着任し “小室家担当”のスタッフが配置されているという。

 

「眞子さんは相談先として総領事館を頼りにしています。妊活や病院のことも密に連絡を取り合っているでしょうね」(前出・在米ジャーナリスト)

 

 皇室にいた頃の眞子さんは、東京の「セレブ産院御三家」の1つである愛育病院(東京・港区)にかかることが多かった。

紀子さま悠仁さまを出産されたこともあり、秋篠宮家と同院の縁は深い。なかでも特筆すべきは、悠仁さまの出産チームの一員で、現在は名誉院長の産婦人科医・安達知子氏と眞子さんとの関係だ。

 

「安達氏は2022年の春以降に極秘渡米し、眞子さんに接触して妊娠や出産に関するアドバイスを授けたそうです。旧知の同性同士、相談しやすい面もあったのでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 とはいえ安達氏の拠点は東京であり、日常的に眞子さんに寄り添うのは難しい。そこで浮上したのが、2人の日本人女性医師だという。

VIP対応も不妊治療も

 アメリカの出産事情に詳しい産婦人科医によれば、「ニューヨークにいる日本人の産婦人科医は数えるほど」だという。まして女性にしぼるとなればその数はごく限られる。

 

眞子さんの妊活のサポート役として浮上した2人の日本人女性医師のA氏とB氏は、ともに婦人科医で、眞子さんが現在通っている総合病院と深いつながりがある。

 

 この病院は、アメリカ屈指の名門大学の医学部傘下にある。大学の卒業生にはフランクリン・ルーズベルト元大統領やオバマ元大統領など錚々たる人物が名を連ね、また、メトロポリタン美術館での眞子さんの活動をサポートする人物も同学のOBだ。

眞子さんとそれほど年の離れていないA氏だが、これまで日本人VIPの出産に数多くかかわった経験を持つ。

 

「有名どころで言えば、甲子園大会で一躍有名になり、プロ野球を経て大リーグで活躍した有名野球選手の妻の出産を担当したそうです。日本人がニューヨークで、日本人女性医師のもとで出産したいと希望すれば、まず彼女に行きあたるでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)

 数年前、彼女のもとで出産を経験した、30代の日本人女性は太鼓判を押す。

 

「A先生には本当にお世話になりました。アメリカの医師は、訴訟リスクを避けるために、ネガティブな兆候があると大げさに表現するので、不安ばかりになってしまって。

 

でもA先生の口癖は“大丈夫、大丈夫”なんです。私は妊娠中期に切迫流産の不安を抱えていたのですが、いつも親身に相談に乗ってくれて、前向きに励ましてくれました」

 

 また、A氏は、医師としての高い能力だけではなく、人としての魅力にもあふれているという声も聞こえてくる。

 

「積極的に講演活動を行ったり、スポーツをしたりと、非常にアクティブな人物です」(前出・在米ジャーナリスト)

 

 A氏が産科関連のスペシャリストである一方、ベテランのB氏は不妊治療の分野に精通する。B氏は前述の大学で医学を学んだ経験があり、現在はニューヨークにクリニックを構える開業医だ。

 

「ニューヨークの日本人女性医師で、不妊治療といえばB先生でしょう。

不妊治療となると、より込み入った話をする必要があるので、日本人の方だと安心できますよね。

 

彼女のクリニックには、世界でもトップクラスといわれているハーバード大学医学大学院を卒業した不妊治療の専門スタッフもいますから、技術の面でもこれ以上のクリニックはないでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)

 

 前出の30代日本人女性も続ける。

「有名な先生なので、私も彼女のことを知っています。

不妊治療を考えたときに、まず彼女が頭に浮かぶ日本人は多いんじゃないかな」

 

 妊娠・出産に関しては、不測の事態が訪れる可能性も大いにある。

A氏やB氏のような日本人女性医師のサポート体制が整う病院に通っていれば、これほど心強いことはないだろう。

 

 実は、日本とアメリカでは、出産に際して決定的な相違点があるという。前出のアメリカの出産事情に詳しい産婦人科医が解説する。

 

アメリカでは妊娠初期から出産まで同じ病院にかかることはほとんどなく、妊娠中は小さなクリニックへ通い、陣痛が始まると、クリニックの主治医が提携する大病院で出産に臨む。つまり、日本のように『産婦人科』が一体の病院が少ないのです」

 

 ところが、通院する眞子さんの姿や、病院付近にいる小室さん夫婦の姿が目撃されてきた病院は、産婦人科の入っている「総合病院」である。

 

アメリカでは妊娠中から出産までのサポートが完備されている病院は珍しいです。

彼女は元皇族ですから、いざ出産となればVIP向けの個室を使うことになるでしょう。

 

この総合病院の特長はきめ細やかなメンタルケアでもあり、安心材料がそろいます。異国の地での初めての妊娠・出産も、このセレブ総合病院でなら安心でしょう」(前出・在米ジャーナリスト)

最近の口癖は「お金がなくて……」

 眞子さんの妊娠を楽しみにしているのが、小室さんの母・佳代さんだ。

 

「佳代さんは『お嫁さんに会いたい』とよくこぼしているんです。

妊活に臨む眞子さんの体調を心配しているのでしょうね」(小室家の知人)

 

 佳代さんは現在仕事をしていないようで、周囲には「お金がなくて困る……」といった悩みを語っているという。

ただ、息子夫婦の子が生まれることを思えば、さほどつらくないのではないか。

 

「最近の彼女は“ふたりが海外で頑張っているんだから私もがまんしないと”と考えているようで、忍耐強く節約生活をしているようですよ。

『お金がなくて』という口癖も、どこか前向きに聞こえます」(前出・小室家の知人)

 

 妊活が実を結び、眞子さんが無事出産をしたあかつきには、総領事館のサポートだけでは早晩、限界を迎えるだろう。

本来ならば、プライベートで四六時中頼れる親族が近くにいれば心強いのだろうが、秋篠宮ご夫妻を頼るのは現実的ではない。

 

「そもそも、眞子さんが秋篠宮ご夫妻を拒絶している状態は続いているといいます。

 

仮に眞子さんがそう望んだとしても、皇族が海外へ行くのは大がかりな調整が必要なため、そう簡単なことでない」(前出・宮内庁関係者)

 

 それゆえ、眞子さんが頼れる親族は「義理の母」である。

 

「そのときがきたら、佳代さんは迷うことなく渡米するでしょう。

憧れのニューヨークで孫と対面し、息子夫婦のサポートをするのが楽しみで仕方ないのではないでしょうか」(前出・小室家の知人)

 

 妊娠・出産には多くの困難が伴う。

その前に“ボヤ騒ぎ”が発生しないことを祈るばかりだ。

 

※女性セブン2023年1月5・12日号