《眞子さま10月にも婚姻届 宮邸離れ、渡米の準備》──9月8日、共同通信が報じた記事が波紋を広げている。秋篠宮家の長女・眞子さまが小室圭さんと年内にも結婚される見込みであることは、9月1日に各社が報じた通り。
それを追っての、さらなる衝撃的な報道だった。
「眞子さまが10月中に婚姻届を提出され、それに伴い皇籍を離脱、お住まいの秋篠宮邸を離れられ、一時的に都内のマンションに滞在される見込みという内容です。
ご結婚後は小室さんの住むアメリカへ渡るご予定ですから、マンション滞在中にパスポートなど渡米のための準備を進められるようです」(皇室記者)
ある皇室ジャーナリストは、眞子さまの行く末をこう案じる。
「結婚され、皇籍を離脱されれば、眞子さまは“小室眞子さん”として一般人になります。ですが、一般人とはいえ元皇族ですから、お住まいは厳重に警備されたセキュリティー万全のものでなくてはなりません。すると、金銭的な負担も相当でしょう。
そんな高級マンションに住む費用を、眞子さまはどのように工面される予定なのか、心配でなりません」
9月13日、眞子さまがお勤め先のインターメディアテク(IMT)に出勤されるということで、朝10時頃の赤坂御用地の巽門前には多くの報道陣が詰めかけた。しかし、眞子さまがお姿を見せられることはなかった。
「以前は週に3日のペースだったご出勤も、緊急事態宣言下では週1日になっているそうです。しかも、この2週間は出勤されていないよう。メディアの前に出ることに、ナーバスになられているのかもしれません」(宮内庁関係者)
眞子さまは1億4000万円とみられる一時金を辞退されるご意向だという。
一時金も失い、IMTでの収入も減っては、今後の生活が心許ないはず──
それでもセキュリティーの堅牢な都心の超高級マンションに住めるというのは、一体なぜなのか。
眞子さまの“貯金”で1億5000万円
眞子さまの暮らすマンションの費用は、どこから捻出されるのか。
「警備対象が一般人でも、警察が特別に必要と判断したら警備費用は税金で賄われます。眞子さまの場合も、そうなるでしょう。マンションの前に警察官が立ったり、ポリスボックスが設置されるなど、大掛かりな警備が予想されます」(別の皇室記者)
しかし、マンションの家賃や生活費は、一般人となられた眞子さまと小室さんで支払う必要がある。そこで浮上するのが、各宮家の皇族に対し支給される「皇族費」だ。
皇族としての品位保持に充てるもので、眞子さまの場合、成年されるまでは年間305万円が、成年後は年間915万円が支給されてきた。
「例えばこれまで支払われてきた皇族費を、秋篠宮さまのご判断で“眞子さまの名義で、すべて貯金されていた”とすれば、眞子さまの私有財産と捉えられます。
すると、総額約1億5000万円が、税法上は問題なく眞子さまの手に渡ることになりま
す。
“一時金並み”の金額ですから、渡米までの期間は充分に品位を保った生活ができるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
しかし、眞子さまが渡米された後の生活には、さらにお金が必要になる。
「『元皇族』というお立場上、さまざまな犯罪やテロのターゲットになりかねないため、海外では日本以上に厳重な警備体制を敷く必要があります。
外務省や在アメリカ総領事館との協力体制の下、現地警察が警備にあたることになるでしょう。そうした暮らしが10年も20年も続くと考えると、1億5000万円という金額では、まったく心許ない」(前出・別の皇室関係者)
小室さんが予定どおりアメリカの法律事務所で働けたとしても、賄うのは容易ではないだろう。その場合、救いの手を差し伸べるのは眞子さまの“ご実家”しかない。
「いくら眞子さまが拒否されても、秋篠宮ご一家からの金銭的援助なしに生活できるとは思えません。ご一家が秘密裏にお金を回しても、国民に知る術はありません。
日本にお住まいの黒田清子さんですら、質素な生活に徹していながらも、品位や安全を守るには相応の出費が必要です。
夫の慶樹さんは東京都庁の職員で収入は決して少なくありませんが、それだけでやりくりするのは厳しいはず。
ですからやはり、なんらかの形で皇室からの支援を受けているのでしょう」(前出・別の皇室関係者)
それでも批判の声が上がらないのは、清子さんが慎ましい生活をされているからだろうか。
皇族方の倹約精神は広く知られるところで、相当額の預貯金が想定されます。
いずれ秋篠宮さまや悠仁さまが天皇となられれば、秋篠宮ご一家は天皇家となります。
すると、ご一家の日常の費用に充てられるのは『内廷費』となります。
今年度の内廷費は、3億2400万円でしたから、秋篠宮ご一家にもそれに近い額が支払われるでしょう」(前出・皇室関係者)
年月を経るにつれて、より一層大きな額が眞子さまに渡ってもおかしくないのだ。眞子さまは「愛する人と結婚できるのなら、ほかに何もいらない」という思いで、ご結婚へと突き進まれている。だがその道は、“ご実家”という金主の支援なしには成立することはないのだ。
※女性セブン2021年9月30日・10月7日号