9月6日に悠仁さまが、11日に紀子さまがそれぞれお誕生日を迎えられる。だが、海の向こう、アメリカにいる“家族”がお祝いに駆けつけることは、今年もなさそうだ。
「小室眞子さんは、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまとの没交渉が続いているようです。
唯一、眞子さんが連絡を取っているのが佳子さまで、11月のペルー訪問に際して再会の可能性がささやかれています。いずれにしても眞子さんは、当分日本に戻るつもりはないでしょう」(宮内庁関係者)
眞子さんは7月下旬、小室さんと手をつなぎ、ニューヨークでデートを楽しんでいた。
「夏のファッションアイテムのショッピングを楽しんでいたようです。
眞子さんはバスを待つ間、小室さんにしなだれかかったり、バスの中で背中に腕を回す小室さんに身を預けたりと、一時も離れたくない様子が見受けられました」(在米ジャーナリスト)
彼女が人目をはばからず甘えるしぐさを見せていたのは、日常の中で小室さんと過ごせる時間がそう多くはないことと無関係ではないだろう。
結婚、渡米から2年を前に、ふたりの生活は変化を見せた。
8月下旬、小室さんに新たな仕事が任されたことが明らかになった。
所属する法律事務所(「ローウェンスタイン・サンドラー」以下、LS)のホームページによると、
《Emerging Companies & Venture Capital(新興企業とベンチャーキャピタル)》
《Venture Capital Investments(ベンチャーキャピタル投資)》
という分野だ。
そもそも小室さんは今年6月、弁護士登録からわずか3か月にもかかわらず「国際貿易と国家安全保障」を担当する部署に配置転換されたばかり。
新任から3か月で、さらに新たな分野を任されたことになる。
「彼の部署は、時に国益を左右する案件も扱うため、アメリカ政府筋とのパイプが不可欠です。
眞子さんは渡米後、ケネディ元大統領の長女のキャロライン・ケネディ氏を個人的に訪問していたこともあると報じられ、夫の小室さんもそのような人脈を利用することはそう難しくないでしょう。
そうしたコネクションを期待され、より幅広い仕事を任されるようになったのかもしれません」(在米日系メディア記者)
「ベンチャーキャピタル」とは、未上場のベンチャー企業(新興企業)に対し、将来的な成長や上場(株式公開)を見込んで投資をする団体を指す。
OMM法律事務所の弁護士でニューヨーク州弁護士の米盛泰輔氏が解説する。
「ベンチャー企業への投資に興味がある国内外のベンチャーキャピタルへのアドバイスが主な業務となるでしょう。富裕層の個人投資家も対象のようです。
請け負う内容としては、資金調達をはじめ、契約書の作成、投資を始めた後に起きるトラブルへの対処、投資を終えるタイミングの判断のアドバイスなどが挙げられます」
新興企業への出資は成功すれば大きな利益が得られるが、トラブルも絶えないという。
「なかには悪質な新興企業もあり、業務報告を怠られたり、契約に違反して資金を流用されたりと、詐欺まがいの事態に巻き込まれるケースもあります。
そうしたトラブルを未然に防ぎ、対応するのも担当弁護士の仕事です。
トラブルが長期化すれば、小室さんが法廷で矢面に立つことにもなるでしょう」(米盛さん)
LSは毎年数千件の投資を成立させ、全米で5本の指に入るほど、この分野が得意だという。事務所の“顔”に抜擢された小室さんには、多大な期待がかかっているに違いない。
「小室さんは、元皇族の夫であり、将来の天皇の義兄です。ビジネスの世界でその立場が重宝されるのは当然でしょう。
ベンチャーキャピタルは、銀行、生命保険会社、年金基金、政府系金融機関などの機関投資家や、個人の富裕層やセレブ、さらには各国の王族などから資金を調達し、運用しています。
小室さんには、日本の皇族の威光や人脈を背景にして資金を調達することが求められているでしょうね」(金融ジャーナリスト)
米盛さんによれば、「業務を請け負う弁護士が、ベンチャーキャピタル側に転職するケースも少なくない」という。
「小室さんの仕事内容は、世界中のセレブとの人脈を築くこともできます。
ベンチャーキャピタルに転職し、セレブ人脈を利用して資金を集め、今度は自分が新興企業に投資をする側に回り、利益を得るというキャリアもありえます」(米盛さん)
小室さんが、これから巨万の富を築くことも夢ではない。
※女性セブン2023年9月21日号