秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんが、アメリカのニューヨークへ移り住んでから5月14日で1年半がたつ。
夫妻が暮らしているのは、マンハッタンのヘルズ・キッチン地区にある築15年超の高層マンション。徒歩圏内には“世界の交差点”と称されるタイムズスクエアや、圭さんが勤務している法律事務所もあり、立地は抜群だが……。
アジア系へのヘイトクライムは増加
「治安がいいエリアとは言えず、小室さん夫妻の自宅付近でも銃撃事件や刺傷事件が多数起きています。
4月29日にも、自宅から歩いて10分ほどの距離にあるマリファナ販売店で、28歳の男性が撃たれ、負傷する事件がありました」(在米ジャーナリスト)
昨今のニューヨークは、治安が“逆戻りしている”と指摘されるほど物騒で、日本人をターゲットにした犯罪も相次いでいる。
「3月下旬には、地下鉄の駅で日本人男性が男性2人組に襲われ、頭部を繰り返し殴られたうえに現金やパスポートなどが盗まれたとか。
さらに4月下旬、日本人女性が地下鉄の車内で目を殴られる暴行事件が起こりました。
アジア系へのヘイトクライムは増える一方で、現地の日本総領事館は在米邦人へ注意を呼びかけています」(同・在米ジャーナリスト)
海外では危険が隣り合わせで、元プリンセスが生活する場所として不安は拭いきれない。
ただ、結婚会見で「海外に拠点をつくってほしいと私が(圭さんに)お願いしました」と明かしていたのは、ほかならぬ眞子さんだった。
「圭さんは愛する眞子さんの願いを叶えるべく、3年間のアメリカ留学を経て、現地の法律事務所に就職。
“拠点”ができたことから、結婚と渡米が実現したわけです。
渡米後、固く手をつないでニューヨークの街に繰り出す夫妻の姿に、“愛があれば何でも乗り越えられる”という強い意志を感じた人は少なくなかったはず」(皇室担当記者)
小室圭さんは「徒歩通勤」がしたい?
しかしながら、治安は本人たちの努力だけで改善できるものではない。
そこで夫妻は、より安全な環境を手に入れるべく、次なる拠点探しに奔走しているという。
「今年2月、ニューヨーク州のすぐ隣のニュージャージー州の高級マンションに、小室さん夫婦が内見に来ていたと報じられましたが、その前後には別のエリアにも足を運んでいたようです」(前出・在米ジャーナリスト)
夫妻が目撃されたのは、ニューヨーク市の鉄道の拠点であるグランドセントラル駅。
「中心地と郊外を結ぶメトロノース鉄道に乗って、ニュージャージー州とは別の方面へ出かける夫妻の姿が目撃されています。
その先には富裕層が住んでいる地域があり、新居探しの可能性が高いかと」(同・在米ジャーナリスト)
ただ、まだ納得がいく物件には出会えておらず、ヘルズ・キッチン地区での生活を続けているようだ。
「今の家は、海外メディアにも広く知れ渡っていますし、自宅付近での凶悪事件はひとごとではありません。
在米邦人からも、早く引っ越したほうがいいという声は多数上がっているのですが……」(不動産関係者)
転居のネックとなっているのは、圭さんの職場から遠くなることだという。
「現在の職場への徒歩通勤を手放したくないという圭さんの“ワガママ”も理解できますが、眞子さんの身に何かが起きてからでは遅い。
愛する妻のためにも、条件の譲歩が求められるでしょう」(同・不動産関係者)
新たな“愛の巣”が早く見つかることを祈るのみ。