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小室さん夫妻は意識していたのか NY州弁護士の先輩「雅子さまの義弟」の存在

NYの地、マスクを取ってすっきりな笑顔

NY州弁護士には雅子さまの義弟もいる(写真は2021年)

 

 小室さん夫婦は結婚会見で「応援してくださった方への感謝」を繰り返し口にした。眞子さんの言葉を借りれば、「自分たちの心に忠実に進んで」いくためには、多方面の支援者が不可欠なのだろう。小室さんが弁護士になろうといういま、小室さん夫婦が近づいているのは──。

 徹底されたおこもり生活から一転、2022年はご想像以上にアクティブな1年ではなかったか。

 

雅子さまは9月、エリザベス女王国葬参列のために渡英されたのを皮切りに、宿泊を伴う地方公務も再開され、沖縄や兵庫の地方行幸啓に臨まれた。

 

雅子さまは体調の波をコントロールする術をつかまれたように見えます。お出ましの際にも笑顔が多く、絶好調ではないかと思える日もありました。令和も5年になろうとしています。皇后としての自信を、日々深められているのでしょう」(宮内庁関係者)

 

 雅子さまは12月9日に59才のお誕生日を迎えられた。2004年から療養中の身とはいえ、国民がますますのご活躍に期待するのは自明だろう。一方で、雅子さまの周囲をめぐって不穏な動きがあるという。在米ジャーナリストが打ち明ける。

 

「ニューヨークで暮らす小室圭さん・眞子さん夫婦が、雅子さまの“大切な人脈”に近づいていて、ともすれば利用しようという動きをしているようなのです」

 

 雅子さまのお誕生日から遡ること9日、11月30日に57才になられた秋篠宮さまのお誕生日に際する会見の様子が公開された。眞子さんについて問われた秋篠宮さまは、次のように回答された。

 

《長女のことですけれども、これは本人が近況などについての自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので、私もここではお話を控えることにいたします》

 

 父娘の断絶を感じさせる、事実上のゼロ回答である。秋篠宮さまに対してにべもない態度の眞子さんだが、ニューヨーク生活はますます充実するに違いない。

10月、小室さんが米ニューヨーク州司法試験に合格を果たし、弁護士として経済的基盤の安定を得るめどが立ったからだ。

 

 2021年7月の初回受験から、2度の挑戦を経て勝ち取った合格。しかし、「職業に尊いも卑しいもない」という信念を持たれている秋篠宮さまは、ニューヨーク州弁護士に固執する小室さんに懐疑的であられたという。眞子さんとの婚約が内定した2017年、小室さんは都内の法律事務所にパラリーガルとして勤務していた。

 

「年収は300万円程度とみられ、元皇族の眞子さんのお相手としてふさわしいのかと不安視する声がありました」(前出・宮内庁関係者)

 

 ところが秋篠宮さまは、小室さんの職業にまったく疑問を抱かれていなかった。

秋篠宮さまは“パラリーガルのままでもいい”とお考えで、小室さんと眞子さん、ふたりで身の丈に合った生活をすればいいと話されていました」(前出・宮内庁関係者)

 

 

しかし、2017年12月に小室家の金銭トラブルが発覚。2018年8月、小室さんは説明を果たすことのないまま、留学のため渡米した。そのことについて眞子さんは《圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました》と結婚会見で自ら明かした。

 

 小室さんが留学を果たし、卒業後にそう難しくないとされる司法試験に合格すれば、アメリカでの拠点も経済的基盤の安定も手に入れることができる──考え進めていくうちに、眞子さんは「ニューヨーク州弁護士」という職業に光明を見出したのだろう。実は、「ニューヨーク州弁護士」には、眞子さんを強く後押しする要素があった。

 

雅子さまの義弟・池田祐久さんが、ニューヨーク州弁護士の資格を持っており、アメリカの法律事務所に籍を置いているのです。眞子さんは小室さんの将来のプランを練る上で、彼の存在を意識しなかったはずがありません」(皇室記者)

近々、雅子さまの義弟の“後輩”に

 池田さんは、雅子さまの3才年下の妹・礼子さんの夫。現在は、国際的な総合法律事務所である「シャーマンアンドスターリング」の執行パートナーと東京事務所の代表を務めている。

ヨルダン大使などを務めた外交官を父に持ち、東大法学部、ハーバード大学経済学部を卒業。その後、ハーバード大学ロースクールで博士号を取得して、ニューヨーク州の弁護士となった、スーパーエリートだ。

 

 池田さんと礼子さんの出会いはニューヨークだった。結婚当時、ニューヨーク国連本部の「子どもと武力紛争に関する国連事務総長特別代表」事務所に勤務していた礼子さんは、のちに《仕事と家庭の選択は人それぞれだと思います。私の場合は彼がいたからこそ、結婚という道を選択できました》(『ハーパーズ バザー』2001年10月号)と池田さんとの結婚を振り返っている。

 

「結婚式は2000年にニューヨークの教会で、披露宴は同年に『フォーシーズンズホテル椿山荘東京』(東京・文京区)で行われました。披露宴には、当時皇太子だった天皇陛下雅子さまも出席されました」(前出・皇室記者)

 

 池田さん夫婦は結婚を機にニューヨークから帰国。東京に拠点を移し、2人の子供に恵まれている。

 

「港区の一等地に建つ超高級マンションで暮らしていましたね。芸能人や上場企業社長が住むようなところで、入り口の24時間コンシェルジュをはじめ、さまざまなサービスが行き届いています。雅子さまも何度もお忍びで訪ねられていたくらいですから、セキュリティーは万全なのでしょう。借りようとすると月の家賃は250万円を下らないのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 

 そんな生活が成立するのは、ひとえに池田さんの手腕が優れているからだろう。

「池田さんの勤務する法律事務所の業績はうなぎのぼりで、弁護士の平均年収は6000万円以上とみられています。

池田さんは数人しかいない『執行パートナー』と東京事務所の代表を務めていますから、年収はさらに上でしょうね」(法曹関係者)

 

 皇室を離れたらニューヨークで暮らすことを想定していた小室さん夫婦は、「身近なお手本」として、池田さん夫婦を意識していなかったはずがない。

 

ニューヨーク州弁護士の資格を持つ日本人はさほど多くありません。狭い界隈の中で、雅子さまの義弟がニューヨーク州弁護士だと知らない人はいないでしょう。当然、目指した時点でふたりも知っていたはずです。

 

 雅子さまの義弟がその職に就いていることは、皇族に近しい立場になる小室さんにとっても“ふさわしい職業”だという根拠にもなったでしょう。

それが、小室さん夫婦が頑なにニューヨーク州弁護士を目指すことを“正当化”し、後押しした側面はあるはずです」(皇室関係者)

 

 とはいえ、まだニューヨーク州司法試験に合格してもいない「ロークラーク(法務助手)」だった頃の小室さんは、第一線の国際弁護士である池田さんと接点を持つ立場ではなかった。しかし、司法試験に合格したいまや、小室さんは立派な“国際弁護士の卵”であり、近々、池田さんの“後輩”になる。

 

「これからは仕事上のやり取りでも小室さんと池田さんに関係ができることは充分にあり得ます。裁判で敵味方になったり、企業法務などで協力する立場になったりすることもあるでしょう」(前出・法曹関係者)

 

 そもそもニューヨークの日本人社会は狭い。特に、日系の大企業の社員や、弁護士や医師などの有資格者は、狭いコミュニティーのなかで交流も多いという。

 

「眞子さんも在ニューヨークの日本人の集まりに招かれることが多いようですが、積極的に参加することはないようです。ただ、国連に勤める日系人関係者の集まりには参加したことがあった。国連といえば、皇室とも縁が深く、雅子さまの妹・礼子さんが勤めていたことは、眞子さんもよく知っているはずです。小室さんも司法試験合格以降、先輩の弁護士との交流を深めているようです。

 

 そういう動きが徐々に日本人コミュニティーのなかで知られていき“小室さん夫婦は池田さん夫婦に近づいて、相談相手になってもらいたいようだ”と噂になっています」(前出・在米ジャーナリスト)

 

 もちろん、アメリカと東京、双方の法曹界に強力なパイプがある池田さんが“後見人”になれば、小室さんのビジネスにとっても有利になる。

 

 小室さん夫婦は、これまでと同じならば、今後も「元皇族とその夫」という立場を利用するだろう。アメリカでは、王室や皇室といった「ロイヤル」は特別視されるため、ビジネスでも生活面でも優遇されることは多い。しかし、それだけ周囲からは「利用価値が高い」と見られるわけで、注意して暮らさなければならない面もある。

 

「その点でも雅子さまと縁の深い池田さん夫婦は、小室さん夫婦のよきお手本となるので、皇族に近しい立場としてアメリカで暮らしていくことのアドバイスを得るためにも、次の“標的”として目をつけるのはよくわかります」(前出・皇室記者)