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小室圭氏、平均を大きく上回る教育費 小学校から大学までで2500万円

眞子内親王と小室圭氏の結婚問題では、つねに“経済的な不安”が大きな障壁となっている。小室氏の母・佳代さんは元婚約者と金銭トラブルを抱えており、その解決の道筋も見えないままだ。そして、こういったトラブルは、小室家の資産状況に起因するところが小さくない。

小室家の懐事情はどうなっているのか、過去の報道や独自調査をもとに検証してみよう。

 

 小室氏の母・佳代さんは、目黒区の有名ケーキ店で働いている。その給与と、2002年に亡くなった夫・敏勝さんの遺族年金が収入の中心となる。

週刊現代』(2018年3月3日号)は〈2010年9月に婚約したとき、小室家の収入は彼女のケーキ屋のパートが月12万円に、遺族年金が月9万円でした〉という元婚約者の証言を掲載している。この証言が事実なら、佳代さんの年収はケーキ店の給与144万円と遺族年金108万円で、およそ252万円と考えられる。

 

 日本の1世帯あたりの平均所得は552万3000円(2018年度)なので、小室家の所得はそれに比べて高くはなさそうだ。しかし、小室氏の教育には多くの費用がかけられてきた。

 

 小室氏が通った私立・国立音楽大学附属小は、公式サイトによれば初年度約95万円、2年目以降は約62万円の学費がかかる。6年間で約405万円が必要だ。小学生時代は地元のバイオリン教室や絵画教室にも通っている。

 中学・高校は、東京・品川区の「カナディアン・インターナショナルスクール」に進学。募集要項によれば学費は6年間で約1515万円だ。

 

 大学は、眞子内親王と出会った国際基督教大学ICU)の教養学部。4年間の学費は約608万円となる。単純計算で、小学校から大学まで約2500万円がかかったことになる。

 

 ちなみに文部科学省の「教育費負担に関する調査」(2013年)によれば、小学校から大学卒業までの平均的な教育費用はすべて国公立の場合が約700万円、すべて私立の場合でも約2067万円となっている。

 この教育費は、佳代さんと元婚約者の金銭トラブルの“争点”にもなっている。

 小室氏は今年4月に発表した説明文書で、元婚約者がICUの入学金や授業料を支払うために佳代さんに金銭を貸し付けたという報道を否定。次のように主張した。

 

〈入学金は私が自分の貯金(アルバイト代)から納付しましたから、入学金について元婚約者の方から貸し付けを受けた事実はありません。入学して最初の学期(秋学期)の授業料も同様に私の貯金から納付しました。

 

第二学期(冬学期)以降の授業料については奨学金で賄いたいと考えていたので、私は入学した後の9月21日に大学に奨学融資制度の利用申請をしました〉

 

 

小室家の「家計簿」

小室家の「家計簿」

 

 ICUの入学金は30万円。各学期の授業料は約36万~37万円となっている。小室氏は自身のバイト代から約66万円を支払い、残りの530万円ほどを奨学金で賄ったことになる。

 

 小室氏が高校時代からバイトをしていた大倉山のフランス料理店「ビストロ・ファミーユ」の元オーナーシェフである五井憲治氏によれば、時給は800円スタート。

途中で昇給して850円になったという。

働いていたのは土日・祝日で、夕方5時から夜の10時まで。大学2年時の米国留学前のタイミングで辞めたという。

66万円を貯めるのは大変だったはずだ。

 

 また、『女性自身』(2020年12月29日号)で、小室氏の代理人の上芝直史・弁護士はこう語った。

〈現状、奨学金のうち貸与型のものについては、ほぼ返済を終えています〉

 

 大学入学以降も、小室氏は様々な学費を払っている。『週刊文春』(2020年12月10日号)によれば、大学2年時にテレビ局の合格実績第1位を誇るアナウンススクール「テレビ朝日アスク」で3か月間、アナウンサー養成コース基礎科(同HPによると授業料約10万円)に通った。

 さらに法律事務所で働きながら、一橋大大学院国際企業戦略研究科で2年間学んでいる。同校の公式サイトによると授業料は135万3600円だ。

 奨学金の返済の他にも様々な出費があったというわけだ。

 

週刊ポスト2021年7月9日号