眞子内親王と小室圭氏の結婚においてはとにかく「カネ」の問題がついて回る。
小室氏の母・佳代さんと元婚約者の金銭トラブルについても、どう決着がつくのか不透明な状態のままだ。そもそも小室氏の“懐事情”についても、よくわからない。
そこで、小室氏の留学費用や結婚式費用はどうなっているのか、あらためて検証する。
5月に米フォーダム大学法科大学院を修了した小室氏は現在、7月末のニューヨーク州の弁護士試験を控え、勉強中と伝えられる。
しかし、米国留学には多額の費用がかかる。
小室氏は同大学院で学年1人だけに認められる「マーティン奨学金」を受給しており、年間約700万円超(6万3932ドル=同大学院HPより)の年間授業料が免除となっている。
3年間で約2100万円の学費が浮いた計算になるが、留学にかかる費用はこれだけではない。月約18万円の寮費をはじめ、諸経費を支払う必要がある。
同大学院のホームページによれば、諸経費は3年間で1000万円ほど。そこに普段の生活費も加わる。現在“無職“の小室氏が、どうやってその費用を賄えたのか。
小室氏は新卒で三菱東京UFJ銀行(現在は三菱UFJ銀行)に入行。「当時の初任給は20万5000円」(三菱UFJ銀行広報部)で、ボーナスを含め1年9か月間で500万円ほどの収入を得ていたとみられる。
その後、パラリーガルに転じた際の年収は、〈450万円程度〉(『週刊朝日』2018年8月10日号)と報じられた。2年間の勤務で約900万円を得た計算だ。
日本で生活するには十分な給与だが、アメリカ留学に備えて1000万円を捻出するのは苦労しそうだ。
小室氏はパラリーガル時代に勤務していた法律事務所から留学中も給与相当額を提供されていたという。前出の『週刊朝日』の記事は、こう解説する。
〈小室さんの留学については、法律事務所が3年間の滞在費を負担するとしていた。(中略)法律事務所の事情を知る人物によれば、「眞子さまとの交際がなければ、ごくごく普通の事務職員。なぜそこまでするのか」という意見も、所内で渦巻いているという。
そうした空気を受けてのことなのか、小室さんの生活費は貸与へと変更になったという〉
年収450万円の3年分なら、総額1350万円。この報道が事実であるなら、小室氏は就職後、返済の義務があるということだ。
眞子さまとの新生活資金は?
今後も小室氏には様々な出費が予想される。元婚約者に対する解決金の支払い、前述のアメリカ留学費用の返済―─。
これらがクリアにならないことが、「眞子内親王の一時金をアテにしているのではないか」という国民の不信感を招いた側面はあるだろう。
また、眞子内親王との新生活にも資金が必要となる。
「結婚式・披露宴は、本来なら宮家と新郎側が話し合い、それぞれの負担額を決めます。
もし小室家が“支払えない”と主張し、ほとんどを皇族費から支出することになれば、さらなる批判は免れない。
また、眞子さまと暮らす新居の準備も必要です。セキュリティを考えれば、賃貸というわけにはいかない。やはり眞子さまの一時金1億4000万円を充てるしかないのではないか。
小室さんなら、1LDKの実家マンションで佳代さんらとの同居を提案する可能性すらある」(宮内庁担当記者)
小室家の“収支”を知れば知るほど、眞子内親王の将来への不安は高まるばかりだ。
※週刊ポスト2021年7月9日号