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現役医師48名が回答『自分が患者だったらが処方されたくない薬』 共通点は「依存しやすい」「副作用がきつい」「効かない」

(写真/PIXTA)

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「では、お薬出しておきますね」。そう言って処方された薬がどんな成分で構成されているのか、どんな副作用が報告されているのか、調べたことがある人はどのくらいいるだろうか。多くの人は医師が選んだその1錠を疑わずに服用する。しかし、あなたがのんでいるのは彼らが「処方されたくない」と思っている薬かもしれない──。

 そこで、本誌『女性セブン』は42人の現役医師・6人の歯科医師・1人の大学教授に「自分が患者だったら処方されたくない薬」を取材。回答をランキング形式で掲載する。お手元の「おくすり手帳」や処方箋と見比べながら確認してほしい。

 

多くの医師がNO「中毒になる薬」

 睡眠薬や鎮痛剤、風邪薬に目薬まであらゆる薬の名前が挙がったが、それらの大きな共通点は「依存しやすい」「副作用がきつい」「効かない」の3点に集約される。

 

依存しやすいことを理由に、もっとも多くの回答者が「のみたくない」と声を揃えたのは、脳の緊張を抑えることで不安や不眠を解消するベンゾジアゼピン系の「エチゾラム」だ。ナビタスクリニック川崎の内科医、谷本哲也さんが言う。

 

抗不安薬睡眠薬として古くから使われてきた薬のため、安心だと思って服用している人が多く、処方する医師も多い。しかし依存性があり、のみ続けるとやめられなくなる危険性もある」