「今回は合格しました。弁護士の仲間入りができました。本当に先生のおかげです。今後は弁護士としてますます研さんを積んでいきたい。本当にうれしいです。ありがとうございます」
“3度目の正直”をかけて、今年7月のニューヨーク州司法試験に挑戦した小室圭さん。日本で勤務していた『奧野総合法律事務所』の奧野善彦所長に、そう電話で報告したと報じられたのは、10月21日のことだった。
試験直後の直撃取材に圭さんは…
「例年より早い合否発表でした。10月23日に31歳の誕生日を迎え、26日が結婚1周年記念日となる眞子さんにとって、“夫の合格”は最高のプレゼントになったと思います」(皇室ジャーナリスト)
ようやく幕引きとなった“お受験問題”について、ある皇室担当記者が振り返る。
「1度目の不合格が公になったのは、眞子さんと結婚してからわずか3日後。圭さんはすでにニューヨークの法律事務所に法務助手として勤務していましたし、初回受験者の合格率は78%と高かったので、衝撃を受けました」
結婚会見で「これからもできる限りのことをして、眞子さんをお支えしていきたい」と語った圭さんにとっても、青天の霹靂(へきれき)だったに違いない。
「生活基盤が整わないまま、おふたりは昨年11月にニューヨークへ。
渡米当初こそ、海外メディアがこぞって彼らの姿をキャッチしていましたが、次第に夫妻の目撃情報は減っていきました。
司法試験が行われるのは、2月と7月の年2回。圭さんが再受験すると報じられていたため、“缶詰めになって勉強しているのかも”と、合格を期待する声も多く上がっていましたね」(前出・記者)
しかしながら、今年4月に2度目の不合格が判明。
圭さんは、前出の奧野所長への電話報告で「合格点に5点足りず、とても無念」と反省しつつ、7月の試験にもリベンジする意向を示したという。
そして迎えた3度目の試験当日、会場を後にする圭さんを『週刊女性』は直撃した。
返答こそなかったものの、圭さんは“こらえきれない”といった様子で満面の笑みを浮かべていた。今思えば手ごたえの証だったのかもしれない。
「今回の試験では、圭さんのような再受験者の合格率は23%でした。
仕事をこなしながら、受験勉強に取り組むことが多い“司法浪人”たちは、勉強不足で合格率が一気に下がるのが特徴です。そんなハンデを見事乗り越え、圭さんは悲願を達成しました」(法曹関係者)
その喜びを全面に出したのが冒頭のコメントなのだろう。
試験合格で秋篠宮ご夫妻との距離も近づくか
ただ、舞い上がっていたのは圭さんだけではない。
「合格者がホームページ上で公開されたのはニューヨーク時間の10月21日でしたが、受験者本人にはその前日に合否が通知されていましたひと足早く夫の合格を知った眞子さんは、ホームページに結果が公開される前に、ご実家に自ら連絡されたといいます」(秋篠宮家関係者)
結婚騒動以来、眞子さんと秋篠宮ご夫妻との間にある溝は埋まらず、渡米後も積極的に連絡を取り合うご様子がないと報じられて久しい。
「小室さん夫妻にとっては、結婚の次に大きな節目ともいえます。
ようやく本当の意味で地に足のついたニューヨーク生活が始まるわけです。
そもそも秋篠宮さまが眞子さんの結婚に望まれていたのは、“身の丈にあった生活”でした」(宮内庁関係者)
子どもたちの意思を尊重する秋篠宮家の教育方針に基づけば、眞子さんが異国で新婚生活を送ること自体は問題ないという見方が強かった。
「不合格続きで生活基盤を整えることができない圭さんに、ヤキモキするお気持ちは当然おありだったと思います。
そんな親心を察知していたからこそ、これまで眞子さんは、ご両親に合わせる顔がなかったのでは。
圭さんの弁護士デビューが決まり、ご実家との距離も縮まると推測できます」(同・宮内庁関係者)
弁護士の夫とニューヨークで安定した生活を送り、日本で暮らす家族とは円満な関係に——。約1年前、結婚会見で笑顔ひとつ浮かべなかった眞子さんに、ようやく春が訪れた。
「手続きを終え、圭さんが正式に弁護士登録されるのは、早くても年明けになる見込みです」(前出・法曹関係者)
「アソシエイト弁護士として働き始めたら、年収は今までの3倍近くになるでしょう。
円安の影響で、初年度の年収は約3000万円に及ぶのでは、とも言われています。
そのぶん、激務をこなさなければなりません。上司にあたるパートナー弁護士のもと休みなく働かされることになるかと」(同・法曹関係者)
そんな夫を支えていくのが、妻の眞子さんだが、早くも不安な影が差しているという。
周囲が恐れる圭さんの“勘違い”
「念願の弁護士資格を手に入れた圭くんが、有頂天になっていないかが心配です……」
そう懸念を示すのは、『奧野総合法律事務所』で働いていたころの圭さんを知る男性。
昔から調子に乗りやすい一面があるというのだ。
「眞子さんとの婚約内定報道が出た'17年の初夏ごろでしょうか。
連日のように事務所にマスコミが集まる状況に対し、圭くんは“自分用の個室がほしい”と、要求したことがあったそうです。
彼は当時、弁護士の指示や監督のもと、法律事務にたずさわるパラリーガルとして働いており、弁護士ですらなかったのに……。
注目を集めると、途端に大きな顔をするタイプなのだと思いました」(同・圭さんの知人)
婚約内定報道の翌日、マスコミの前で眞子さんとの電話の内容を包み隠さずに明かした圭さんに対し、“自己顕示欲が強すぎる”と、違和感を抱いた人は少なくなかった。
前出の秋篠宮家関係者も、圭さんの合格を手放しに喜べないと嘆息する。
「眞子さんと圭さんの夫婦関係も変わってくるのではないでしょうか。
これまでの暮らしぶりを見るに、眞子さんの皇族時代の貯金や、元皇族の“威光”に助けられる場面も多くあったようです。
圭さんが、下手に出ることでバランスが保たれていた印象でした。
今後、“アメリカで生活し続けられるのは、自分が弁護士になったおかげ”という圭さんの勘違いが生まれれば、眞子さんとの間に亀裂が生じる可能性もあるでしょう」
喜びもつかの間、夫婦にはさらなる試練が待っている。
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