秋篠宮家の長女・眞子さんと昨年結婚した小室圭さん(31)が、3度目の挑戦でニューヨーク州司法試験に「合格」したことがわかった。10月21日午後、NHKが報じた。同州司法試験委員会の公式サイトでもまもなく正式発表される予定だ。
小室さんは昨年7月に同試験を初めて受験するも不合格。
今年2月に行われた再試験を受験したが、残念ながら合格とはならなかった。同4月の合否発表後、小室さんは「合格点に5点足りずとても無念です」と語っていたことが報じられ、わずか5点の不足であれば、“3度目の正直”は射程範囲内とも見られていた。
今年7月に実施された同試験に臨んだ小室さんは、初日の試験後には手応えを感じたのか、顔はマスクで覆われているものの目元に笑みを浮かべたような瞬間もあった。
現在はNYの大手弁護士事務所「ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)」にロークラーク(法務事務)として勤務している小室さんだが、取り巻く環境は今後どのように変わっていくのか。昨年7月の同試験を受験し見事合格した村尾卓哉弁護士が解説する。
「司法試験に合格したからといって、すぐに弁護士として活動できるようになるわけではありません。通常は弁護士登録のために必要な書面を提出し、最後はOathという誓約の手続きを経て、初めて弁護士登録が完了することになります。
Oathは、一種の入会の儀式で、憲法や法に従い、弁護士として誠実に職務を果たすということを誓う手続きです。通常は、ニューヨーク州のバファローという街に合格者が集まって行われますが、コロナ禍のもとで、オンラインでのOathも行われており、私もオンラインでの参加でした。
書類の準備や承認手続きで数か月かかるのが一般的で、私の場合は合格発表から半年後にようやく弁護士登録が完了しました」
小室さんが正式に弁護士として活動できるのは数カ月後だという。そうなった暁には現在のロークラークとは業務内容も変わり、生活の変化も予想される。
「一般的にリーガルアシスタントは、裁判所への書面の提出やクライアントとのメールのやり取り、といった形式的な役割を担いますが、今後は新人弁護士として判例の調査や法的問題に対する考察を記載した所内メモの作成などを任されるようになると思います。
先輩弁護士と協働で仕事を処理することになると思いますが、アシスタント役から自分の名前で担当案件を処理するようになるので、『責任』という意味では重くなりますね。
また、事務所によっても異なりますが、一般的には登録したての弁護士は先輩弁護士から色々な案件を振られるので非常に忙しくなります」(同前)
多忙を極める生活となれば、眞子さんとの新婚生活に“すれ違い”などの悪い影響が出ないかが懸念されるが、一方で心配の声が絶えなかった収入面はひとまず安泰だ。
ロークラークの年収は600万円前後とされ、生活費のために眞子さんの貯金を取り崩しているともみられていたが、正式に弁護士となれば1年目でも年収は約2000万円を超えるとみられる。
「小室さんは、弁護士として活動が始まると現在より多忙になるため、弁護士登録までの半年間を利用して、お二人は念願の新婚旅行に行かれるものと見られています。
眞子さんからしてみれば、披露宴や結婚式も挙げておらず、渡米後は慣れないニューヨークで忍耐の1年間が続いていました。
渡米してからも小室さんの仕事や司法試験がありましたので実現できずにいましたが、眞子さんは夫婦での旅行を熱望されていて……ハネムーン先は南米が有力のようです」(皇室ジャーナリスト)
LSの公式サイトに掲載された小室さんのプロフィールページは、合否発表の直前になって新たな顔写真が更新されたばかり。トレードマークの“ちょんまげ”姿なのか、髪を後ろで束ね、歯を見せて笑っている小室さんは、今回の合格を予期させるものだった。
折しも10月23日は眞子さんの31歳の誕生日。夫婦で渡米して初めての妻の誕生日を、小室さんは「合格」という最高のプレゼントを手に、新プロフィール写真のように晴れやかな笑顔で迎えられそうだ。