先日、秋篠宮家の長女・眞子さん(30)と結婚した小室圭さん(30)。7月に受験した米ニューヨーク州の司法試験が不合格だったことが判明した。
2月に再挑戦するそうだが、果たしてパラリーガルとして働きながら受験勉強は可能なのか、今後の生活費はどうなるのだろうか。
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10月29日、司法試験の主催者が公表した合格者の名簿に、「Kei Komuro」の名はなかった。9227人が受験した司法試験の合格者は5791人で、合格率は63%。
初受験での合格率は78%だった。担当記者は言う。
「10月21日には、小室さんはニューヨーク州弁護士会の主催するビジネス法部門の学生論文コンペティションで優勝したばかり。先月からローウェンスタイン・サンドラーという弁護士事務所でパラリーガル(法務助手)として働き始めた小室さんは、法律家としてかなり優秀なのだろうと思っていましたからね。
まさか落ちるとは思いませんでした」 日本のプリンセスの夫、という特別扱いはなかったということか。
小室さんの不合格を真っ先に報じたのはNHK「ニュース7」だった。それによると、彼が日本で勤務していた弁護士事務所の所長に、「今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません。来年2月の試験に再びチャレンジします。努力を積み重ねていきます」と電話で伝えたという。さらに眞子さんから「小室さんの勉強を支えていきたい」といった言葉をかけられたことも明かした。
家賃は払えるか
「支え合う2人は立派ですが、だからこそ心配な一面もある。小室さんは間もなくニューヨークへ戻り、眞子さんもパスポートを作って、ビザを取得してから後を追うことになっています。2人はマンハッタンに暮らすと見られていますが、品位を保つ生活を送らなければならない立場にあります。
家賃相場は1LDKで40万~80万円、それなりの高級マンションに住むことになります。小室さんに家賃が払えるのか……」 ニューヨーク州の弁護士ならば年収2000万円は下らないというが、残念ながら小室さんは試験に落ちた。仮に月80万円の物件に暮らすとなれば、住居費だけで年960万円となる。
パラリーガルの年収は500万~600万円と言われている。これでは家賃すら払えない。そもそもパラリーガルとして働きながら、2月の試験に臨むなんて大丈夫なのだろうか。
デイリー新潮は「弁護士『小室圭さん』の未来 ケント・ギルバート氏は『事務所の東京支店開設を命じられるかも』」(10月9日配信)で、米カリフォルニア州の弁護士でもあるケント・ギルバートさんから「現在勤める法律事務所の東京支店開設を命じられる可能性もある」と小室さんの明るい未来を聞いていた。もちろん、司法試験に合格したなら、という話だ。改めてケントさんに聞いてみた。
不合格でも収入はある
「不合格といっても、次回は落ちた科目だけ受ければいいから大丈夫ですよ」 楽観的だが、2月までそれほど時間もない。パラリーガルとして働きながら勉強している暇などあるのだろうか。 「2回目で受かる人も少なくありませんし、多くがパラリーガルとして働きながら勉強しています。次は大丈夫でしょう」 その間の収入が心配だ。
「小室さんは弁護士の報酬で働く契約になっていると聞いていますよ」 え? 不合格なのに? ひょっとして日本のプリンセスの夫、だからだろうか。 「違う、違う。彼が勤めている法律事務所は最大手ではないけれど、大手事務所と言っていい。
大手は新卒の場合、いい人材を得るために、そういう契約を結ぶことは珍しくないんです」 世界最大手と言われる法律事務所、ベーカー&マッケンジーに勤めたケントさん自身、司法試験合格前から弁護士と同じ収入を得ていたという。
「僕が司法試験に合格したのは80年だけど、7月31日に試験を受けて、8月15日が稟議試験でした。翌16日にはアメリカを発って、17日に日本に到着して、18日から働いていましたよ。もちろん合格発表はしばらく先でしたが、弁護士と同じ給料をもらっていました。ちなみに僕は妻と一緒に日本に来ましたから、言ってみれば小室さんと同じみたいなものです」
日本人は心配しすぎ
米国にはそうした契約があるのか。小室さんもいい人材の1人として認められたというわけだ。ならば安心だが、来日した翌日から仕事とはずいぶんハードだ。 「確かに厳しい。
けど、だから報酬がいいわけです。小室さんが次回の試験も不合格だと、契約もどうなるかわかりませんが……。みなさん心配しすぎですよ」 とはいえ、日本人は皇室に関することとなると心配せずにはいられない。
「ただの心配ならともかく、中には結婚反対とか、小室さんの人格を否定するような書き込みもある。そうした日本人がいることに、僕は今、失望しています。日本には“人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ”という言葉もあるでしょ。愛し合う2人の結婚について、他人が文句を言える権利なんてないんですから」
重要なのは、試験に合格した後だという。 「3週間もよく休みをもらえたなと思いましたが、一生に一度の結婚ですからね。前回も言いましたが、弁護士になってからのほうが大変なんです。アメリカでは憲法も法律も州によって違いますから、当事者が州をまたぐ場合には、まずどこの州の法律で争うかを考えなければならない。
その州で出た判例を調べ、目を通すだけでも大変です。とくに弁護士になりたての頃は助手のような仕事もさせられますから、文書と資料の作成に忙殺され、帰宅できないことだってあるでしょう。それを眞子さんにうまくサポートしていただきたいです」
デイリー新潮取材班 2021年11月2日 掲載