いよいよ明日10月26日、秋篠宮家の長女眞子さま(30才)と結婚する小室圭さん(30才)。
4年前の2017年9月の婚約内定会見後は、母親の元婚約者男性との金銭トラブルに端を発して、まさに逆風の中を歩み続けてきた。
そして、その金銭トラブルが未解決のままの結婚には、やはり国民感情は複雑なままなのが現実。
強い反対派からは、SNS上で「多額の警備費用に税金を使うべきではない」との批判まで上がっている。
そんな警備問題は、今後はどうなるのか?
ある皇室ジャーナリストは「9月27日から一時帰国中の小室さんの、現在の警備状況から見えてくるものがあります」と話す。
帰国後は、これまで横浜市内の実家マンションからは3回の外出をした。
1度目は、新型コロナウイルスのための2週間の自主隔離期間を終えた10月18日。
あいさつのために秋篠宮ご夫妻の元を訪れた。
2度目は10月23日。複数の警備担当者らに付き添われながら、昼過ぎにタクシーに乗った。
「複数人のSPを引き連れてどこに行くのかと思えば、近所のクリニックなどが入る複合ビルでした。
その後、また別の施設にも向かったのですが、そこは歯科医院などが入居するビル。
正式にアナウンスされていないので断言できませんが、おそらく小室さんご自身のケアのために、クリニックを訪れたのだと思われます」(前出・皇室ジャーナリスト)
その日、タクシーはチャーターしていたようで、家に帰るまで乗り続けていた。
そして3回目は翌24日。
都内の赤坂御用地での眞子さまと記者会見の打ち合せのために、やはり警備担当者らとともに今度は黒のプリウスに乗車した。
とはいえ、こうした移動手段の実費がどこから出ているのかは気になるところ。
というのも、4年前には“タクシー代は払えない”事件があったからだ。
その事件とは、2017年5月17日。「眞子さま婚約内定」の一報が出た翌日に、小室さんが1人で会見を開いたときのことだった。
「前夜から小室さんの自宅や勤務先に取材陣が殺到したため、宮内庁から小室さんへ『明日だけはタクシーで出社してもらえないか』と持ち掛けられたのですが、横浜から都内までとなると高額。
『とても高額なタクシー代は出せません』と小室さんに断られたのです。
結果、大騒ぎになる電車移動をしてもらうわけにもいかず、急ぎ宮内庁が送迎車を用意したバタバタがあったのです」(皇室記者)
まだ就職前で収入がほとんど無い上に、小室さんはもともと倹約家と言われている。
結婚、そして渡米まではこのまま厳重な警備体制が敷かれることになる。
「2017年の婚約発覚時から小室さんが米国留学するまでの1年間は、マンション前には要人警護用の簡易派出所(ポリスボックス)が設置されて、年間約7000万円以上の警備費が費やされて、今回も月額で約600万円がかかっているといわれています」(前出・皇室ジャーナリスト)
妥当かどうかはさておき、結婚後も、眞子さまが皇籍を離脱するからといって、すぐに警備なしというわけにはいかないのが現実だ。
別のあるベテラン皇室ジャーナリストは「眞子さまは皇室を離れる際の約1億3000万円の一時金も辞退されると見られるだけに、警備費はお二人で自己負担できる額では到底ない。
しかし、日本以上に開放的な米国の新婚生活では、諸外国のスパイ(諜報機関)に狙われる危険性もより高く、当面の警備は必要不可欠。
やむを得ない支出となるでしょう」と話した。
もしかすると、小室さんとしても、さらなる批判を浴びるぐらいなら、警備も辞退したいのが本音かもしれないが……今後も、デリケートな問題であり続けることだけは間違いない。