筑波大学では大きな変革が
戦後生まれの皇族で初めて国立大学に入学した秋篠宮家の長男・悠仁さま(18歳)。
それを待ち受けていたかのように、進学先の筑波大学では大きな変革が起こっていた。
「4月2日、筑波大が今年度から成績評価の方法を変更すると明らかにしました。
これまで授業とは別に実施していた期末試験を廃止して、
小テストやレポートなど『到達度確認による成績評価』を導入するそうです」(教育ジャーナリスト)
筑波大側は、「2022年度の大学設置基準改正を踏まえた見直し」だと発表しているが、理由はそれだけではなさそうだ。
東大を諦めた理由
「悠仁さまの入学と決して無関係ではないでしょう。
というのも、悠仁さまはペーパーテストが苦手だと見られているからです」(宮内庁関係者)
昨年の大学受験の際、紀子さまは最後まで東京大学進学にこだわっていたとされる。
しかし直前で受験先を筑波大に変更したのは、大学入学共通テストが一因だった。
「悠仁さまが受験すると見られていた東大の学校推薦型選抜では、共通テストでおよそ8割の得点が求められます。
悠仁さまは国際的な学術会議にも参加していて、活動実績は十分でした。
にもかかわらず東大を諦めたのは、点数が基準に達する見込みが薄かったからでしょう」(同前)
大学側が“忖度”している?
結局、悠仁さまは共通テストが必須要項ではない筑波大に、学校推薦型選抜で進学された。
一般受験で筑波大に合格するには、共通テストで約8割の得点が求められる。
そのうえ2次試験まで突破してきた学生たちと期末試験で張り合えば、悠仁さまが不利なのは当然だ。
そんな状況を見て、大学側が“忖度”したとしても不思議ではない(問い合わせに対し、筑波大は「評価方法の変更と悠仁さまの入学は関係ない」と回答)。
この調子が続けば、国立大学でさまざまな学生と切磋琢磨する意義も失われてしまうだろう。
「週刊現代」2025年5月12日号より