子育てのために一戸建てを購入した小室圭さん
2021年の結婚から約3年半、小室圭さん(33才)と小室眞子さん(33才)夫妻に、第一子が誕生した。今年3月にはアメリカ・ニューヨーク市の中心部から少し離れたエリアにある一戸建てに引っ越して、新たな家族との生活に備えている。
新居はニューヨーク・マンハッタンから車で1時間ほどのエリアにあるレンガ造りの一戸建てで、延べ床面積90平方メートルほどの2階建て。
1階部分はガレージや洗濯スペースがメインで、階段を上がった2階に、家族の団らんの場となるリビングが広がる。
激しいインフレが続くアメリカでは、住宅ローン金利も高水準での推移が続き、ニューヨークでのマイホーム購入は庶民にとって“夢のまた夢”になっている。
そんななか、小室圭さん、眞子さん夫妻は一戸建ての新居を購入した。
「1億円ほどの物件で、頭金は600万円弱しか入れず、多額のローンを組んだそうです。
新築ではなく、築40年近い中古で、契約者は小室さんです」(小室さんの知人)
ニューヨーク州公認不動産エージェントの木城祐さんがこう語る。
「年収4000万円ともいわれる小室さんが1億円の物件を購入するのは控え目なようにも映りますが、アメリカと日本では事情が異なります。
日本より固定資産税が高く、そもそも生活費自体が高いので、妥当な額だといえるでしょう」
しかし木城さんは“頭金が少ない”点に首を傾げる。
アメリカも日本同様、住宅を購入する際には購入価格の20%ほどを頭金として入れるのが相場だという。
「現在、アメリカの住宅ローン金利は7%前後と、コロナ禍の頃の倍以上の高さです。
頭金が少ないと利払いが増え、毎月の返済も高くなってしまうので、元金は最小限に留めようというのが一般的です」(木城さん)
今回小室さんが組んだのは、「DEED OF TRUST(DOT)」という信託証書付きのローンだ。
「DOTは、完済するまで物件の所有権がローンを提供する金融機関に留保され、返済が滞ると金融機関は法的手続きを踏まずとも物件を競売にかけることができるのが特徴です。
住まいを失ってしまうリスクが高いので、あまり一般的ではありません」(木城さん)
ベビーカーを見つめる小室さん夫妻(2025年5月
DOTは、属性が低かったり頭金が少なすぎて通常の住宅ローンの審査に通らない人が選択するという。
前出の小室さんの知人はこう明かす。
「小室さんはニューヨークでも“アッパー層”に分類されますが、生活はかなり質素なんです。高収入を得るようになったのは最近なので、貯金を取り崩すのが嫌で頭金をケチったのかもしれません……いずれにせよDOTはセレブなニューヨーカーに似つかわしくない選択です」
しかし、そこには毎月の返済が高額になろうがリスクがあろうが「大丈夫」という彼の決意が垣間見える。
「今後のさらなる収入アップを確信しているのかもしれません。
アメリカは実力第一主義の国です。いまはアソシエイトという補佐的な立場の弁護士ですが、自分なら経験さえ積めば出世できる、という手応えを感じているのではないでしょうか」(前出・小室さんの知人)
日本にある「家庭を持ち、家を買ったら一人前」という考え方はアメリカでも同じ。家の所有はアメリカンドリームの象徴だ。
「自身の職は安定し、眞子さんはお腹に子を宿しました。
小室さん夫妻には、あと持ち家さえあれば、かつて日本の世論を大きく分断した自分たちのアメリカ暮らしが成功したといえるのではないか、という思いがあるのかもしれません」(皇室記者)
新居での暮らしには、これまでにない自由がある。
「マンションだと階下に気を使いますし、賃貸ではきれいに使わなければいけないというプレッシャーもあります。
その点、一戸建てなら周囲に気兼ねなく、伸び伸びと子供を育てることができるでしょう」(前出・小室さんの知人)
とはいえ、生活にお金がかかるのはこれからだ。
「子育てには予想外の出費がつきものですし、決して楽な生活ではないかもしれません。それでも愛する妻子のために、これまで以上にバリバリ働くんだという強い決意が込められているのでしょう」(前出・皇室記者)
小室さんと眞子さんは大きな一歩を踏み出した。
※女性セブン2025年6月5・12日号