秋篠宮家の長女・眞子さん(31)と結婚した小室圭さん(31)が、NY州の弁護士事務所で弁護士として活動を始めた。
勤務先のローウェンスタイン・サンドラーのHPでは、「ロークラーク」(法務助手)だった小室さんの肩書きが「アソシエイト」に変更された。
「眞子さんも喜んでくれています」
日本での勤務先だった奥野総合法律事務所の所長・奧野善彦氏に、小室さんは電話で、「きのう、正式に弁護士として出発することになりました。まず先生に感謝の気持ちをお伝えしたいと思いました。眞子さんも喜んでくれています。ニューヨークは物価が高くて大変ですが、2人で幸せに、しっかりやっていきたいと思います」(NHK NEWS WEB、3月1日)と報告したという。
秋篠宮さまが「皇室としては類例を見ない結婚」とコメントを出された眞子さんの結婚に際して、納采の儀や朝見の儀は行われず、一時金も辞退。
ついにスタートしたアメリカでの新生活で小室夫妻を待っていた現実は甘くなかった。2度にわたるNY州の司法試験の不合格。ようやく、昨年10月21日に合格発表があった3度目の試験で合格したが、経済的な基盤は1年経っても整わなかった。
秋篠宮さまは昨年の誕生日会見で、結婚から1年が経過した眞子さんの近況について「これは本人が近況などについての自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので、私もここではお話を控えることにいたします」と述べられたが、小室さんの合格が分かった時期にある変化を見せられたという。
とても珍しいご様子の秋篠宮さま
「秋篠宮殿下は普段からポーカーフェイスで、表情を変えずに淡々とお話しになることが多いように思います。ある時、ちょっとした笑い話を申し上げた時に、殿下も一緒に笑っておられたことがありました。
話題が変わってからも、思い出し笑いをされて、とても珍しいご様子でした。
後になって、もしかすると小室さんが合格したからあれほど上機嫌でいらしたのか……と思い当たったのです」(宮内庁関係者)
たとえ親子間の心理的距離は縮まらないままだとしても、ご両親である秋篠宮ご夫妻は眞子さんの暮らしを案じておられたことだろう。いよいよ小室さんが弁護士として活動を始めたことで、まずは安堵されたのではないだろうか。
一方で、秋篠宮家の次女・佳子さま(28)のお住まいについての報道が続いている。
秋篠宮邸の改修工事中にご一家がお住まいだった秋篠宮御仮寓所から、新宮邸に秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが引っ越しされた後も、佳子さまは御仮寓所に残っておられたという。この“お一人暮らし”に、佳子さまの強いご意思とご両親とは離れて生活したいお気持ちが表れているのではないかと見る向きもある。
公務ファッションをご自分で決める佳子さま
「佳子さまは、ご自分のお気持ちを行動で示される方です。
眞子さんの結婚当日は、報道陣の前で眞子さんにハグをして、会見会場で付き添うためホテルへお一人で向かわれた。はっきりと“連帯”の姿勢を示されました。
最近の佳子さまは、特に単独公務の際、一目で既製品と分かるワンピースやスーツをお召しになっているように思います。これは紀子さまが選ばれるコンサバティブなお召し物とは対照的です。
特徴的なデザインやビビッドな色合いからブランドが特定されることもしばしばあり、『佳子さまはこういうお洋服なんだ』と親近感を持たせるようなセルフイメージのご演出ともいえるかもしれません。
佳子さまは思春期の頃から強いこだわりをお持ちで、細身でひざが少し見える若々しいスカート丈をよく選ばれた時期もありました。今では公務のお召し物をご自分でお決めになっているそうです」(皇室関係者)
数少ない成年皇族として、精力的に公務に臨まれている佳子さま。3月6日、佳子さまは暮らしに役立つ発明品を集めた展示会「なるほど展」を有楽町の会場でご覧になった。これまでに女性皇族方が足を運ばれ、佳子さまは2021年4月にオンラインで受賞作品をご覧になっている。
今回は、熊本地震で被災した人が作った食事用の簡易トレーをじっくりとご覧になり、「ご自宅はいかがでしたか?」「お体をくれぐれも大切になさってください」と声をかけて労われたという。
昨年には、秋篠宮ご一家は改修工事後の宮邸の私室部分へ3月末までに引っ越しをされる見通しと宮内庁から発表されており、今後の佳子さまのご動静にも注目が集まる。
(佐藤 あさ子)