ビースタイルグループは2月7日、「しゅふJOB総研」が実施した「職場でのマスク着用」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は1月26日〜2月2日、女性522人を対象に行われたもの。
まず、もし政府が屋内でも原則マスク着用不要という方針を出した場合、屋内の職場で仕事する際のマスク着用についてどう考えるか聞いてみた。
すると、9.6%が「周囲の人との距離に関係なく着用しなくてよい」、32.0%が「周囲の人と十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」と回答。合わせて41.6%が着用しなくて良いと考えている事が分かった。
年代別で見ると、着用しなくて良いと考える合計割合は、30代以下では52.1%、40代では42.6%、50代では40.6%、60代以上では35.9%となっている。ばらつきは多少見られたものの、年代が上がるにつれて減少傾向が見られた。
就業状況別では、今働いている人では43.5%、今働いていない人では34.8%が着用しなくて良いという考えを示した。
【2500人調査】新型コロナ感染経験は4人に1人 - 「後遺症があった」人の割合は?
クロス・マーケティングは2月6日、「新型コロナウイルス生活影響度調査」の結果を発表した。調査は1月27日~29日、全国20~69歳の男女2,500名(各年代500名)を対象にインターネットで行われた。なお、同調査は2020年3月から定期的に実施されており、今回で39回目。
現在の感染状況を調べたところ、コロナウイルスの感染経験は26%と4人に1人。そのうち、42%の人に「後遺症があった」という。
罹患時の症状のTOP3は、「のどの痛み」(60%)、「38℃以上の高熱」(57%)、「せき・たん」(55%)で計5~6割。年代別にみると、若い年代は「38℃以上の高熱」「強い怠慢感」「頭痛」が多く、一方、年代が高いほど「のどの痛み」「38℃未満の発熱」といった症状が多い傾向が読み取れた。
また、政府の対策本部が新型コロナの感染症法上の位置づけを「2類→5類」へ移行する決定をしたこの時期におけるマスクの着用意識については、7割が「これからもずっと外すべきではない」(19%)または「いずれは外そうと思うが今ではない」(52%)と考えていることが明らかに。
第7波のピーク時より外さない割合はやや低いものの、依然として外でのマスク着用意識は強いことがわかった。
フォルサ