《これからも、今までの気持を大切にして、二人で自分たちなりの形で、幸せな家庭を築いていってくれることを願っております》。
これは、秋篠宮さまが眞子さん(30才)と小室圭さん(30才)の結婚に際して送ったエールの言葉だ。
それから約1か月、祝福の言葉が幻だったと思えるほどの変わり様だ。
11月30日に56才の誕生日を迎えられた秋篠宮さまは、3年2か月ぶりに顔を合わせた小室圭さんの印象を問われ、
「面会していた時間が20分ぐらいでしたので、何か印象に残ることというのは、特に私にはありませんでした」
と、感想を述べられた。
そして「娘の夫」「夫の方」と呼んで、一度も小室さんの名前を口にしなかった。
秋篠宮さまは結婚の条件の1つとして「経済基盤の安定」を求められてきた。
小室さんの収入については、婚約内定当時から不安視する声が多かった。
「小室さんは留学前、弁護士事務所で事務職員として働いていました。
当時の年収は300万円ほどで、皇籍離脱に伴う一時金が支払われたとしても、眞子さんが元皇族としてふさわしい品位ある生活を送るのは難しいと不安視されていました」(皇室記者)
2017年12月、金銭トラブルが発覚。
その後、眞子さんは、小室さんにニューヨーク留学を前倒しさせ、海外での「拠点作り」をお願いしたという。
そこで持ち上がったのが、ニューヨーク州の弁護士資格の取得だった。
2000万円以上の年収が期待できるとなれば、経済基盤が安定することは間違いなかった。
今年7月に司法試験を終えた小室さんは自信満々に振る舞っていたという。
「宮内庁幹部に対し、“自己採点では合格の手応えがある”と伝えていたようです。
だから宮内庁側はハードルの1つはクリアできたと判断し、眞子さんとの結婚準備を急ピッチで進めた。
小室さんは、秋篠宮ご夫妻にも同様の説明をしたでしょうし、ご夫妻も心から安堵されたはずです」(前出・皇室記者)
ただ、学生の頃にテストを受けた誰しも経験があることだが、合格が危うい状況にあることは、試験を受けた本人にはよくわかっているものだ。
「小室さんと一心同体であり、鋭い感覚を持つ眞子さんが危うさを感じなかったはずがありません。
どうしても皇室を出たかった彼女は焦ったでしょう。
もし不合格で、それが世間に知られることになれば、結婚の白紙は明らかでした。
試験結果が発表される10月29日よりも前に、何としても結婚し、逃げ切る必要があったのです。
直前に紀子さまの父・川嶋辰彦さん(享年81)が緊急入院し、危篤の状態が続いていても26日に結婚を強行したのは、“あと数日でも遅れれば皇室を出られなくなる”という危機感があったからでしょう」(前出・皇室記者)