道草の記録

株主優待・ふるさと納税の返礼品・時々パチンコ

眞子さま「駆け落ち婚」であらためて見えた、小室母子の信じられない「非常識さ」

スキャンダルが続出している

前代未聞の「勘当婚」になるだろう。

讀賣新聞が9月1日、一面にて「眞子さま年内結婚」と報じた。

秋篠宮家の眞子内親王国際基督教大学の同級生だった小室圭氏との結婚が「強行婚」「駆け落ち婚」とも揶揄されるのは、国民のほぼ全員が反対しており、納采の儀朝見の儀など皇族として正式な結婚が不可能だからだ。

その原因は圭氏の母・佳代氏から続々と出てくる「品性」に関するスキャンダルだ。

 

2017年12月に週刊女性が報じた「かつての婚約者」からの409万3000円の「借金」問題の他、遺族年金詐取疑惑などが浮上し、週刊新潮2021年9月9日号では「傷病手当不正受給」問題まで暴露された。

 

佳代氏は2018年春から2019年秋にかけておよそ1年半にわたり、「適応障害」ということで勤め先のケーキ屋を休職して傷病手当を受け取っていたが、同時期に軽井沢の喫茶店で“アルバイト”に励んでいたという事実がすっぱ抜かれたのだ。

 

また圭氏の亡父・敏勝氏が2002年3月に壮絶な“自死”を遂げ、その1週間後に祖父も自殺し、さらに1年後に祖母も亡くなったという事実は人々を震撼させた。

 

その他、佳代氏の怪しげな人物との交際や、亡くなる直前の衰弱した敏勝氏を自宅に放置したまま、幼い小室氏を連れて「湘南のパパ」と呼ぶリッチな男性とドライブを楽しんだ過去なども報道されている。

 

 

問題なのは小室母子の「非常識さ」だ

そしてこれら問題に圭氏も「無関係だ」とはいえないのだ。

今年4月に圭氏は佳代氏と「元婚約者」との金銭問題についての文書を公開し、「元婚約者」から受け取った金銭が返済義務のない「贈与」であるとの強気の主張を28枚にわたって展開した。

 

だが世間はそれを理解するどころか猛烈な批判を浴びせたため、慌てた圭氏側は態度を一転させて「解決金を出す」と発表。

しかしその後の動きは全く聞こえてこない。

 

だが4月に公開された文書で示された通り、圭氏自身が佳代氏と「元婚約者」との金銭返還を巡るやりとりにも深く関与しており、自分たちに有利だと思われる「元婚約者」の発言を密かに録音したりもしている。ならば速やかな解決を目指して母親である佳代氏に支払いを働きかけてもよさそうなものだが、そうした動きすら見えてこない。

 

このように「非常識さ」をぐいぐいと押し通そうとすることこそ、多くの国民が小室母子に抱く嫌悪感の原因になっている。

6月22日に発売された「週刊文春WOMAN」のインタビュー記事では、佳代氏は「職場の人間関係はとても良い」と述べているが、実際に6月には勤務先の洋菓子販売店と労災給付金を巡ってトラブルも起こしている。

その洋菓子販売店でケーキを購入して佳代氏の話題に触れると、店員が迷惑そうな様子を見せるという話も聞いた。

 

「駆け落ち」でも残る警備費の問題

こうした行為が人々の嫌悪の対象になるのは当然で、そもそも皇室はこうした問題とは最も遠い存在でなければならない。

納采の儀朝見の儀などの正式の手続きを踏まず、皇室を離れる時に皇族が受領する一時金(眞子内親王の場合は1億4000万円ほどと言われている)を放棄すればすむ問題ではなくなっている。

 

さらにたとえ圭氏が12月にNY州の弁護士試験に合格し、有名ローファームに就職して年収2000万円ほどを得たとしても、眞子内親王との生活費の全てには足りないという現実もある。

もちろんそれだけの年収があれば衣食住でよほどの贅沢をしない限り、物価高のNYでも若い2人が暮らしていくことは可能だろう。

 

だが警備費はどうなるのか。要人に警備が付くのは世界の常識だ。たとえ眞子内親王が皇室を離れたとしても、現行法では次の天皇の長女であり、かつ将来の天皇の姉であることは変わりない。

 

たとえば英国王室を離れたサセックス公爵夫妻(ヘンリー王子とメーガン夫人)は、最初に滞在したカナダでは公安・非常時対応準備省が約28億円も負担し、公務から離れて以降住んでいるアメリカでの警備費用は年間4億円ほどかかっていると言われている。

 

 

もちろん王位継承権(6位)を持つヘンリー王子と皇位継承権がない眞子内親王ではその前提が異なるが、贅沢好きなメーガン夫人が望むような大邸宅には住まないにしても、一定のレベルの身辺警護は必要になるはずだ。

 

 

国民に説明する「責任」がある

そのような場合は秋篠宮家から援助を受けることは可能だろうか。

結婚した元女性皇族への支援については、昭和天皇が第3皇女の鷹司和子氏を赤坂御用地に住まわせた例がある。

だがこれは、夫である平通氏が不慮の死を遂げた上、強盗に押し入られるという災難があったためだ。

自由勝手に皇室を飛び出そうとしている眞子内親王に、そのまま当てはめるわけにはいかない。

 

にもかかわらず懸念が消えないのは、紀子妃の実家の川嶋家が一般人の居住が許されない赤坂御用地に住んでいるという噂が絶えないためだ。

 

そもそも日本の皇室はリヒテンシュタイン王室やルクセンブルグ王室のように巨額な個人資産を持たず、国庫から皇族費が支給されている。そして国民からの敬愛なくして、皇室は存続しえないという事実がある。

 

生まれながらの公人である眞子内親王には、異常な形態で皇室を去ることの理由について国民に説明する責任があるだろう。

これは9月11日に誕生日を迎え、会見を行う予定の紀子妃も同じだ。

皇族が個人として自由に生きることは大いに結構だが、日本国民がこれまで支え続けた皇室の品位や伝統を破壊することだけは慎んでいただきたい。