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小室圭さん“NY就職報道”の波紋 「眞子さまとの結婚」最後の障壁は母・佳代さんの“面会拒否”

7月30日の午後2時過ぎ。NHKがスクープした小室圭さん(29)の最新情報に宮内記者は騒然となった。

 

実は就職はまだ確定的ではない

 

 小室さんは7月27、28日に米ニューヨーク州の司法試験を受験。結果は12月までに出る予定。フォーダム大卒業生の合格率は例年90%ほど。小室さんも合格する可能性が高そうだ。通常、米国では合否の結果を待つことなく就職するため、小室さんがそうしても不思議ではない。

 

小室圭さん

 

 ただ、就職に関する各社の後追い記事は、内容が深まるどころかトーンダウン。初報の「ニューヨーク州の法律事務所への就職の見通しも立った」(NHK)が一番踏み込んでおり、「同州での就職を考えている」(朝日)、「就職する方向で調整」(読売)など、後発記事の方が奥歯にモノがはさまったような物言いだ。

 

「実は、就職がまだ確定的ではないのです。厳密には、就職先候補と“前向きな話し合いをしている”という段階のようです。コロナの影響で、外国人の就職はただでさえ厳しいこともあり、条件面も詰まっていない。不確定要素があるため各社、報じ方に苦慮し、抑えたトーンで後追いした格好です」(宮内記者)

 

眞子さまとともにアメリカで生きていく?

 

 小室さんの留学中の生活費は、日本で勤務していた奥野総合法律事務所が貸与していた。そのため、米国で資格取得後は、同事務所に戻ってきて働くと当初は見られていた。

 

「小室さんは日本の弁護士資格を持っていないため、日本で外国法事務弁護士として登録するには最低でも1年間はNY州で弁護士活動をする必要がある。そのため、小室さんはロースクール修了後も現地に1年、残ると見られていました。でも今回の報道は意味が違う。生活の基盤そのものを米国に移し、眞子さまとともに米国で生きていくつもりのようなのです」(同前)

 

 小室さんが眞子さまにプロポーズをしたのは2013年のこと。その年、秋篠宮はお誕生日会見でこのような親心を見せていた。

 


〈(結婚後も)娘ですので、近くにいてくれたらいいとは思います。(略)物理的にそれほど離れてない所にいたらいいな、という気持ちはあります〉

 

 秋篠宮家の関係者が語る。

 

「ところが、さらに今回、小室さんは今後ずっと米国で生活する意向であると明らかになった。秋篠宮さまの思いは、小室さんには伝わっていなかった」

 

最後の障壁は佳代さんの“面会拒否”

 

 一方で、眞子さまと小室さんの「結婚したい」という強い思いは変わっておらず、宮内庁も、その実現のために動かざるを得ない。

 

「それには国民の理解を得られる雰囲気作りが重要です。5月に無事ロースクールを修了し、7月に司法試験を終えた。今後、就職先が決まり、年末に司法試験合格となれば、『小室さんも頑張っているじゃないか』となる——こうした考え方で、論点を母・佳代さんの金銭問題から、圭さんの就職と生活基盤の安定にずらしたいようです」(前出・記者)

 

 ここまで世論を意識するのは、秋篠宮は勿論、天皇までが「多くの人が納得し、喜んでくれる状況になることを願う」と仰っているからに他ならない。「納得」のためには、根本原因となっている佳代さんと元婚約者・X氏の金銭問題解決が欠かせない。ただ、X氏側から「一度佳代さんとちゃんと会って話し合いがしたい」との意向が伝えられたまま、事態は膠着している。X氏の代理人が言う。

 

「小室さん側の弁護士には、ずっとX氏の意向を伝えていますが、一向にお返事がない状態です」

 

 最後の障壁となっているのが、佳代さんの“面会拒否”なのだ。日本で1人待ち続ける眞子さまのためにも、誠意ある対応が求められている。

 

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年8月12日・19日号)