わずか4日で何が――。秋篠宮家の長女眞子さまの婚約が内定している小室圭さんに関して、驚きのニュースが飛び込んできた。
報道によると、小室さんの母親と元婚約者の男性との間の金銭トラブルをめぐり、小室さんが「解決金」の支払いを検討しているという。眞子さまの結婚問題は国民の関心事。小室さんの対応は、お2人の今後にも影響する。
そのため、AERAdot.で実施したアンケートにはこの件に関して多数の意見が寄せられた。
* * *
ニュースサイトAERAdot.は、小室さんが8日に文書を公表したことを受けて、9日深夜から12日までアンケートを実施。眞子さまと小室圭さんの結婚問題や、小室さんが公表した文書、眞子さまのコメントについて意見などを尋ねた。アンケートは回答者を無作為に抽出した調査ではなく、インターネット上で意見を募るという方法だった。計2万8641件の回答があった。
小室さんの「解決金」検討については、アンケート実施期間中の12日夕方に報じられた。24時の締め切りまで半日もなかったが、この解決金についても意見が寄せられた。回答は世間の反応の一部ではあるが、その多くは賛同を示すよりも、批判的な内容だった。
その一部を紹介すると、まず目につくのは、8日に公表した内容と今回の「解決金」検討の方針の整合性や一貫性を疑問視する声。
「解決金、払うって、あの文書はなんだったのでしょうか。名誉は?」(40代・女性)
「文書発表からどんな心境の変化があったのか、元婚約者に対して謝罪の気持ちはあるのかご説明頂きたいと思います。今後の生活設計などについてもお聞かせ頂きたいです」(20代・女性)
「(8日に公表した文書と12日の報道は)整合性が全く取れてないと思うし、確固たる信念も感じられない」(30代・女性)
小室さんは8日発表した文書で、どんな主張と説明をしていたのか。あらためて振り返ってみよう。世間には「元婚約者に感謝の気持ちがあるならばお金をわたせばよい」といった意見があることを踏まえて、小室さんは文書で次のように説明していた。
「そうしなかったのは、どのような理由があろうと、早期解決と引き換えに借金でなかったものが借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできないと考えたからです」
「一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています」
「きちんと話し合いをすることなく解決金を材料に話し合いを終わらせるのは本当の意味での解決になりませんし、本当の意味での解決にならなければ、解決金をお渡ししても借金だったことにされる可能性は否定できないままで本末転倒になると考えたためです」
このように、これまで小室さんが解決金を支払わなかった理由が文書にはつづられている。アンケートの回答者は、小室さんの対応がわずか4日で方針転換したように感じているのだろう。
小室さん側には、どのような判断があったのだろうか。解決金を検討するに至った理由については、次のように報道されている。
<弁護士によると、小室さんは、話し合いで解決しようとしたことを文書の中で伝えられたと判断。現在は交渉が途絶えていることもあり、「解決金」を渡すことで、次の段階に進むことを選んだという>(13日付朝日新聞朝刊)
ただ、そもそも国民には小室さんの文書の意図は十分に伝わっていないようだ。アンケートの回答を抜粋する。
「(8日の文書は)28枚もかけて自己弁護のみのように感じました。報道によると解決金を払うとか。
あまりにも国民の怒りがすごいので方向転換したのではないでしょうか。時すでに遅し、です」(60代・女性)
「解決金を渡す(ことを検討)と報道されたが、事態はそのようなもので解決する段階ではないと思います。
文書を読んで、人の感情というものをあまり理解できないような方だと感じました」(50代・男性)
「文書により小室さんの人となりがよくわかった気がします。(元婚約者との会話の)録音があると主張していましたが、会話の前後がわからず、会話の一部抜粋であり、都合よくあのような会話の部分だけ偶然録音できるのでしょうか。借金ではないことをアピールする言い訳に聞こえました。そして、解決金を検討という報道で、一貫性がなく、自己都合でコロコロ方針が変わるように感じました」(40代・女性)
このように、そもそも8日に公表された文書の内容に納得していないため、今回の「解決金」検討の報道はさらに受け入れがたいという人が多いようだ。アンケートの回答には、強い調子の文章も多かった。
「お金を払えば眞子さまと結婚できると思っているのでしょうか。どこか上から目線を感じました。
国民を馬鹿にしないで下さい」(70代・女性)
「解決金を払うと急に言い出したようで、不自然に感じました。
国民を黙らせ、元婚約者の男性を解決金で口封じをしようと思っているのでしょうか」(40代・女性)
「国民からの猛批判で慌てたのだろうか。やることなすこと(国民の感覚と)ズレまくっている。
とてもお2人を祝福などできません」(60代・女性)
もはや、お金の問題というよりは、誠意の問題、国民が納得できるような形で気持ちを示してほしいと思っているようだ。
それは以前、眞子さまの父親である秋篠宮皇嗣殿下が「多くの人が納得し喜んでくれる状況」を作ることが「それ相応の対応」だと指摘したことをアンケートの回答者は覚えているからだろう。
「国民の理解、祝福がなければ(納采の儀を)認めない(行えない)といった秋篠宮さまの言葉を信じたい。解決金を払った、文書を出したから認めるでは、国民からの反発はさらに強くなると思います」(40代・女性)
眞子さまと小室さんのお2人は今後、次のステップに進むことができるのだろうか。