道草の記録

株主優待・ふるさと納税の返礼品・時々パチンコ

イギリス製ダイニングチェアの 張り替えるまで

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うわぁ~っ!
こうやってあらためて 写真に撮って載せてみて
マジマジと眺めてみると けっこう年代物だなぁ~、
親の代から引き継いで 46年間使い続けているイギリスの家具で
座が裂けるくるのを 縫って補正しながら使ってきたが
ついに張り替え業者を探し当て
お盆明けに 張り替えすることになった。
4脚とも、“背もたれ”も“座”も すべて張り替える。
同じ色で張り替えるのがいいだろうか?
それとも 色変えてみて気分転換してみてもいいか(・・?
 
椅子だけを捨てようかとも迷った、
でも机のほうが 当分使えそうなので
できれば 「まだセットで揃えておきたいし」と願っていたのである、
椅子にも もうちょっと がんばってもらいたい。
 
7月21日(土)
イギリス製ダイニングチェアを検索したら 定番の色と確認。
やっぱり同じ色にしよう。
 
2件あたってみた。
“椅子工房”と名乗ってる店では 
ホームページは若くてシャレてるイメージであったが 
“よぼよぼのオジイチャン”が電話にでてきてくれて
「イギリスものはやってない、あぁダイニングチェアかな?、
見てみんとわからんが
相場は一脚が25000円になる場合もある」と めんどくさそうだった。
やる気がなさそうなんで 次、
 
もう一軒のほうは“○○椅子”という屋号を名乗る 家族経営の店で、
年配の女性が電話に出て、今時にしてはめずらしく好印象の対応で
見積もりに来てくれたのは息子さんで、
これまた普通に 人格がよさそうであったので安心し、
合皮を選んで 相場を尋ねると
座が7000円、背もたれが4000円+消費税=54600円と提示された。
こちらは家具ではなくて 椅子を生業にしている店であるからし
きっとプロの技を見せてくれることだろう?・・
はぁ~ 考えるなあ。
 
修理にかかる期間は1週間。
里子に出すとなると、「恥ずかしくないように化粧をしてやらねば」と思い
素人なりに洗ってみたら まぁずいぶんと茶色い汚れが・・
すっきりはしたが、艶もなくなった気がする。
 
すそをとめる方法として、
「最近は こうゆう大きいピンがありません、
色も 金か黒があるだけで 小さいです。
かわりに ホッチキスのようなものでとめるやり方もありますが
強度は変わりません」という説明だったが
「時代に流されなくていいです、同じ仕様にしてください」とお願いした。
黒光りのピンが年代を感じさせ、
重厚感をかもしだしていて 私は好きである。
 
 
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画鋲数の覚え→ 前面24個・サイド22個、前面23個・サイド20個、
           前面22個・21個、前面23個・21個。
あれっ?? 総数で計算すると、63個、68個、64個、66個。
えぇ゛~っ? 数が不揃いだとは知らなかった、アバウトに打ってるってことか?、日本製では考えられない?
 
8月3日(金)
イスを引き取りに来てくれた、いよいよ張り替え。
捨てようか?と思っていた椅子がどこまで蘇ることができるのか?
“ツルツルすべるシート”から“すべりにくいシートに変更して、
色も濃いめを選んでみた とにかく元通りに近く近く。
 
ネットで見つけた店で 行ったこともなかったので 
こっそり視察に行ってきた。クーラーも点けずに二階でミシンの音がしてて 店の周りは異常にきれいに整備されてて 植木鉢ひとつ置いてない。「仕事のことしか考えてません」って好印象。
「出来上がりを楽しみにしてます」と送り出した。
 
8月9日(木)
早い!6日で出来上がってきた。
 
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1、 シートの色は以前と比べて まるでソックリ、
2、突先の剥げたところも、全体も、塗料を塗ってくれていて艶が出た、
3、おまけに脚の底に貼っていた滑り止めのフエルトも交換してくれてました、
4、背もたれの割れた部分には補強がしてある、
新品同様に出来上がりました ♪♪
 
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 料金はシートを変更したせいで
差額が出て 54600円-7200円=47400円でした。